マツバボタン

デジタル大辞泉

まつば‐ぼたん【松葉^×牡丹】

読み方：まつばぼたん

スベリヒユ科の一年草。茎は地をはい、多数の枝に分かれ、紅色を帯びる。葉は細くて肉厚。夏、紅・黄・白色などの5弁花を朝に開き、昼ごろにしぼむ。ブラジルの原産で、花壇などに植えられ、八重咲きの品種もある。ポーチュラカ。アメリカぐさ。《季 夏》「おのづから—に道はあり／虚子」

植物名辞典

松葉牡丹

読み方：マツバボタン（ｍａｔｓｕｂａｂｏｔａｎ）

スベリヒユ科の一年草、園芸植物

学名 Portulaca grandiflora

季語・季題辞典

松葉牡丹

読み方：マツバボタン（ｍａｔｓｕｂａｂｏｔａｎ）

スベリヒユ科の一年草

季節 夏

分類 植物

近代文学作品名辞典

松葉牡丹

読み方：マツバボタン（ｍａｔｓｕｂａｂｏｔａｎ）

作者 壷井栄

初出 昭和30年

ジャンル 小説

松葉牡丹

読み方：マツバボタン（ｍａｔｓｕｂａｂｏｔａｎ）

作者 林芙美子

初出 昭和24年

ジャンル 小説

ウィキペディア

マツバボタン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/16 04:58 UTC 版)

マツバボタン（松葉牡丹、学名Portulaca grandiflora）とはスベリヒユ科の植物の一種。ヒメマツバボタン（P. pilosa）の亜種（P. pilosa subsp. grandiflora）とされることもある。学名のポルチュラーカはラテン語で門を意味するポルチュラに由来する。花が昼に開き、夜に閉じる様が門を彷彿とさせることからこの名がついたと解釈されている。日本ではホロビンソウ（不亡草）とも呼ばれ、年々種が零れて新たな花が生えだしてくるのでこう呼ばれている。