キバナノコマノツメとは? わかりやすく解説

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黄花の駒の爪

読み方:キバナノコマノツメ(kibananokomanotsume)

スミレ科多年草高山植物

学名 Viola biflora


キバナノコマノツメ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 16:14 UTC 版)

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キバナノコマノツメ
キバナノコマノツメ (木曽駒ヶ岳
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: スミレ目 Violales
: スミレ科 Violaceae
: スミレ属 Viola
: キバナノコマノツメ V. biflora
学名
Viola biflora L.[1]
和名
キバナノコマノツメ

キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪、学名:Viola biflora L.)は、スミレ科スミレ属多年生植物。和名にスミレが付かない、数少ないスミレの種である。和名の由来は、黄色の花で葉の形状が(駒の爪)に似ていることから。

概要

北極を中心とする環状に分布、北半球冷温帯の広範囲に広がる。日本国内では、北海道本州中部以北、四国山地屋久島亜高山帯から高山帯の湿った草地や沢沿いの林縁などに生育する。高さは5-20 cm程、高山帯では10 cm程のものが多い。花期は6-8月。直径1.5-2 cmの花弁は黄色の花を一つ付ける。唇弁は大きく褐紫色の筋が入り、上弁と側弁がそり返る。花柱はY字形で無毛。葉は2-4 cmの腎円形ないし腎心形で、柔らかく短毛があり光沢が無い。縁は波状の鋸葉である。基準標本ヨーロッパの高山のもの。

近縁種

以下の変種が知られている。

以下の近縁種がある。砂礫地にも進出して、タカネスミレなどと紛らわしいものもある。

脚注

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  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “BG Plants 和名−学名インデックス(YList)”. 2011年10月7日閲覧。
  2. ^ 日本のレッドデータ検索システム(滋賀県・アカイシキバナノコマノツメ)”. エンビジョン環境保全事務局. 2013年5月1日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク



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