八ヶ岳黄菫
ヤツガタケキスミレ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 20:55 UTC 版)
ヤツガタケキスミレ(八ヶ岳黄菫)Viola crassa Makino subsp. yatsugatakeana Hid.Takah. (1974) - 葉に光沢がなく、葉の両面の葉脈上に微毛が生える。花期は6月下旬-7月中旬。花柱に毛がない。基本亜種と異なり、地下匐枝を出さない。本州中部地方の八ヶ岳の特産で、高山の礫地に生育する。類似種のキバナノコマノツメ Viola biflora に似るが、同種は葉が鮮緑色で湿った草地に生えるが、ヤツガタケキスミレは葉が鈍い緑色であることと草地ではなく礫地に生えることで異なる。タイプ標本の採集地は八ヶ岳。
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