ごまぞう【ゴマゾウ】(工芸作物)
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登録番号 | 第13731号 |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | ごま | |
登録品種の名称及びその読み | ごまぞう よみ:ゴマゾウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 勝田眞澄、安本知子、杉浦誠、奥山善直、古明地通孝、本田裕 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、ペルーから導入した白ゴマ系統に南中国から導入した高リグナン含有灰白ゴマ系統を交配して育成されたものであり、草丈が中で分枝の位置が下部、葉腋当たりの花数が1花、セサミン含有量が多、主たる用途が食用の品種である。伸育性は無限、草丈は中、分枝の位置は下部、第1果までの節数は中である。葉身長はやや長、葉幅はやや狭、葉身の長さと幅の比率、複葉の着生程度及び葉身の緑色の程度は中である。葉腋当たりの花数は1花、花筒部外面の色は中、下唇弁先端部の色はやや濃である。さく果の房室数は4房室、さく果の長さは中、さく果の最大幅はやや狭、さく果の裂開の有無は有である。種皮の色は褐色、セサミン含有量は多、開花始めは中、成熟期はやや晩である。「真瀬金」と比較して、葉腋当たりの花数が1花であること、種皮の色が褐色であること、セサミン含有量が多いこと等で、「関東1号」と比較して、種皮の色が褐色であること、セサミン含有量が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に農林水産省農業研究センター(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、茨城県つくば市)において、ペルーから導入した白ゴマ系統に南中国から導入した高リグナン含有の灰白ゴマ系統を交配し、6年に雑種2代で個体選抜、以後、系統育種法で固定を図り、11年より生産力検定試験、12年より地域適応性試験を実施し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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