さがの華【サガノハナ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8282号 |
登録年月日 | 2000年 9月 5日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | さがの華 よみ:サガノハナ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 佐賀県 | |
品種登録者の住所 | 佐賀県佐賀市城内一丁目1番59号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 松雪セツ子、廣田雄二、横尾浩明、松本和大、野中和弘 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「若水」に「山田錦」を交配して育成された固定品種であり,育成地(佐賀県佐賀郡川副町)における成熟期は早生の晩,稈長は中,精玄米千粒重は大で,耐倒伏性はやや弱い醸造向きの水稲,粳種である。草型は中間型,稈長,稈の細太及び剛柔は中,止葉の直立の程度はやや垂である。穂長は中,穂数はやや少,粒着密度はやや疎である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は極少である。玄米の形はやや円,大小は大,精玄米千粒重は大,見かけの品質は中の中,光沢は中,心白の多少は多,大小は大である。出穂期及び成熟期は早生の晩,穂発芽性は難,耐倒伏性はやや弱,脱粒性は難である。穂いもち圃場抵抗性は弱,葉いもち圃場抵抗性は中である。「日本晴」と比較して,草型が中間であること,穂の粒着密度が疎であること,精玄米千粒重が大きいこと等で,「若水」と比較して,草型が中間であること,穂の粒着密度が疎であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に佐賀県農業試験研究センター(佐賀郡川副町)において,「若水」に「山田錦」を交配し,その実生の中から選抜,以後,固定を図りながら特性の調査を継続し,8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「佐賀酒12号」であった。 |
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