さがうらら【サガウララ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9297号 |
登録年月日 | 2001年 10月 12日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | さがうらら よみ:サガウララ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 佐賀県 | |
品種登録者の住所 | 佐賀県佐賀市城内一丁目1番59号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 松雪セツ子、広田雄二、横尾浩明、松本和大、天本真登、野中和弘 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「南海107号」に「南海102号(後の「ヒノヒカリ」)」を交配して育成された固定品種であり、育成地(佐賀県佐賀郡川副町)における成熟期は早生の晩、穂発芽性及び脱粒性が難の水稲、粳種である。草型は偏穂数型、稈長、稈の細太、剛柔及び止葉の直立の程度は中である。穂長、穂数及び粒着密度は中である。穂型は紡垂状、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、芒の有無と多少は極少である。玄米の形は中、大小及び精玄米千粒重はやや小である。粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は早生の晩、穂発芽性は難、耐倒伏性は中、脱粒性は難である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a、i、葉いもち圃場抵抗性は中である。「日本晴」と比較して、穂発芽性が難であること、耐倒伏性が強いこと、いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-a、iであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に佐賀県農業試験研究センター(佐賀郡川副町)において、「南海107号」に「南海102号(後の「ヒノヒカリ」)」を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、平成9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「佐賀10号」であった。 |
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