この説に関連した作品
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「義経=ジンギスカン説」の記事における「この説に関連した作品」の解説
本 三好京三の『生きよ義経』(新潮社)、山田智彦の『義経の刺客』(文藝春秋)、中津文彦の『義経はどこへ消えた?』(PHP研究所)。 成吉思汗の秘密 高木彬光 角川文庫 テレビバラエティ 『歴史発見』「作られた伝説 義経=チンギス・ハーン」1992年10月16日放送。光瀬龍が解説を行い、金史別本の偽書作成者を沢田源内とし、金田一京助説を踏襲している。 『時空警察』「義経はジンギスカンになったのか」2005年1月5日放送。現代の警察が義経が死なずジンギスカンになったという説を追う。杉目太郎が身代わりになったことを山神警部補は突き止めるが、足取りは北海道で停まってしまう。脚本家によると、「もう少し、明確な答えを出すために、モンゴルまで行き、ジンギスカンと会い、確かめるはずであったが、監督が「こんな話はどうせ嘘なんだから、嘘を公言するな」と言われ、没になった」とされている。 『新説!?日本ミステリー』「第7回」2008年6月10日放送。義経は生きていた!? みちのく黄金帝国の逆襲…で、義経と一緒に蝦夷まで逃げた藤原忠衡の子孫が紹介された。 『日立 世界・ふしぎ発見!』2017年6月3日放送。「日本史最大の謎 消えた義経を追え」が放送された。義経北行をミステリーハンターが旅し、義経の足跡を訪ねた。義経北方コースのロケはほぼ車移動で、毎日宿を変えながら平泉、遠野、宮古、久慈、二戸、八戸、五所川原、龍飛岬へと向かった。ケンブリッジ大学での末松謙澄の論文を見せた。ロケは東北で終わり、北海道へ義経は渡っていないと専門家の声を聞き入れ番組は終了する。 『ダークサイドミステリー』 栗山千明 「“怪しい歴史”禁断の魔力 あなたもだまされる!?」 [本当の謎は人間の闇] 第3話にて『義経ジンギスカン説』が描かれている。歴史学者呉座勇一、長山靖生は真っ向からこの伝説を嘘だと否定した。徳川光圀、シーボルト、間宮林蔵、末松謙澄、小谷部全一郎全て否定して見せた。「生きていて欲しいという民衆の願いが伝説に繋がった」と認識を示し、ヒーローは日本に限らず死なずに生き続けて伝説になりやすいともゲストの長山は語った。 舞台 宝塚歌劇団が1973年にこの説を基にした作品「この恋は雲の涯まで」(植田紳爾作)を上演し、1992年にも再演されている。 映画 『モンゴル』(2008年4月5日日本公開) で浅野忠信はチンギス・ハンを演じることに対し、「ロシアの監督と日本人の俳優と、どこにもモンゴル人がいないのにチンギス・ハーンを描くと聞いて、逆に興味がわきました。以前、源義経を『五条霊戦記 GOJOE』で演じたことがあり、日本では義経がハーンになったという噂があって面白いなと思っていたので、ぜひやらせて欲しいと思いました」と興味深い出演理由をコメントし、監督のセルゲイ・ボドロフも「チンギス・ハン役は日本人でなければならない」などと発言するなど、この義経=ジンギスカン説を匂わせるコメントを出している。 漫画 『宗像教授伝奇考』第7集(2008年7月刊行。収録作品は「クビライ -世界帝国の完成-」 、「クビライ」創作ノート、おまけ漫画「宗像教授締切考」)で、蒙古のクビライの時代が描かれ、宗像は『義経=ジンギスカン説』の痕跡を得るためモンゴルへ渡る。それらしき確証は得られなかったが、都市に池をおく庭園に大都と義経が若い頃を過ごした平泉との共通性を見いだして物語は終わる。 「ハーン -草と鉄と羊-」瀬下猛による日本の漫画。『モーニング (漫画雑誌)』(講談社)にて2018年2・3合併号から2020年12号まで連載された。義経=ジンギスカン説を元に構成されていて、源義経が後のチンギスハーンであるテムジンとして生きる様を描いた。
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