〈四大天使〉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 21:33 UTC 版)
「七つの大罪 (漫画)」の記事における「〈四大天使〉」の解説
〈光の聖痕〉の中心戦力である四人の女神族による精鋭部隊。それぞれが最高神より「恩寵」という力を授かっている他、加護により〈十戒〉の戒禁も効かない。その実力は一人で〈十戒〉二人分とされる。因みに全員酒好き。 リュドシエル 声 - 石田彰、水樹奈々(マーガレット憑依時) 闘級:201000(マーガレット憑依時) 〈四大天使〉の一柱にしてリーダー。糸目が特徴の温和な風貌を持つ男性。 性格は気高く尊大である一方、聖戦の勝利のために他者を駒として扱い勝利のためならば仲間の命を切り捨てることも惜しまない過激さも持ち合わせる。それゆえ自身を心から慕う者はほとんどおらず、人間たちからの信仰にのぼせ上がっていたと述懐する。聖戦では連合の指揮官的役割を担っていた。 聖戦後に肉体を失った後は隠されたドルイドの祭壇の一つに宿り、導いたマーガレットの体を器に現世に復活、マーガレットの望み通りギルサンダーを救出するとリオネス王国を訪れ、新生〈光の聖痕〉の指揮者として〈七つの大罪〉と盟約を結んだ。その後の聖戦では聖騎士達を魔法で強化し、自身達は強襲部隊としてキャメロットを襲撃し、ゼルドリスらと交戦し優位に立ったが、直後にゴウセルの禁呪が解けたことで真実を知ることとなり、そのショックから泣き崩れてしまい、その隙を付いたヘンドリクセンによってマーガレットと引き離された。悪化しゆく状況を見て弱音と共に自虐の言葉を述べたが、ヘンドリクセンの言葉を聞いたことで彼を認め、初めて「仲間を生かす」という目的で彼の傷を癒やした。その後は復活が完全でないため徐々に消滅しゆく体を動かし原初の魔神、次いで魔神王と交戦する。終戦直後、体が限界を迎え、最期は女神族と魔神族の融和をエリザベスたちに託し、小さく笑みを浮かべながら消滅した。恩寵「閃光」 光を操る力。光を集束させたレーザー光線や光速の剣戟を可能とする。 「聖域(サンクチュアリ)」 自身を中心に結晶状の壁を展開する。 「黄金の輝き(ゴールド・シャイニング)」 恩寵による光波攻撃。 「輝閃(ルビー・シャイン)」 挙げた手から強い光を放ち、目眩しをする。 「乱閃光(ライトニング・スプリー)」 無数のレーザーによる一極集中攻撃。 「狂える電光(スパーキング・ドライブ)」 攻撃を無効化し、相手へ跳ね返す。 サリエル 声 - 堀江瞬、矢野奨吾(ソラシドの姿) 〈四大天使〉の一柱。少年の姿をしている。芸人ソラシドの体を器に現世に復活した。 過去の戦いでは攻めてきた魔神族の多くをタルミエルと共に一撃で倒し、モンスピート達を圧倒していたが、メギキュラ化した彼らに逆に圧倒された。その後はリュドシエルの言葉を無視し、モンスピート達を助けようとしたエリザベスをタルミエルと共に援護した。 聖戦ではタルミエルと共に現れたエスタロッサと交戦となり、一時は恩寵で圧倒するも、エスタロッサが戒禁を取り込むと逆に圧倒された。恩寵の力にソラシドの肉体が影響を受け始めた為に彼女を解放し、本来の姿となる。その後エリザベスを救う為にキング達と共にエスタロッサの元へ向かった。マエルが復活した後は、闇に蝕まれつつある彼を救うため、マエルと戦うキングに加勢する。デリエリの作戦を聞き、連携により彼を止めようとするも失敗、魔力を全て使い果たしたことで消滅した。自身の体の再構築よりも器との約束を優先し、体を返上するなど義理堅い性格で、エリザベスの考えや力についても一目置いている。恩寵「竜巻」 鎌風のように切れる竜巻を操る力。攻撃、防御の両方に特化し、様々な応用が利く。過去の聖戦では身に纏う竜巻でデリエリの左腕を削り潰している。「エンリルの天罰」 タルミエルの恩寵と共に発動される技。恩寵によって作り出された空間で竜巻、大海、雷による猛攻撃を行う。魔神族を分子レベルにまで分解するほどの威力。 「劈く鎌風(つんざくかまいたち)」 三日月状の特大の真空波を繰り出す。二つの戒禁を取り込み、自身と同等の闘級を手にしたエスタロッサを両断する威力。 「極大聖櫃(オメガアーク)」 巨大な複数個の「聖櫃(アーク)」。タルミエルと共に発動する。 「執念深き聖人(しゅうねんぶかきせいじん)」 無数の光弾を放つ。 タルミエル 声 - 鶴岡聡、鈴木崚汰(アーバスの姿) 〈四大天使〉の一柱。三つの頭を持つ。破戒僧アーバスの体を器に現世に復活した。 異形の見た目であるが明るい性格の持ち主で、サリエルと同様エリザベスの優しさに心打たれ彼女に協力する。しかし身内に対して甘い部分があり、必要な時にも非情に徹しきれないことが弱点。マエルとの戦闘においてもその甘さ故に連携を崩してしまい、戒禁を取り込まさせてしまう。マエルに説得を試みるも、彼の戒禁を取り込んだことによる光線が直撃し死亡した。恩寵「大海」 海を操る力。肉体を液体化させる事も可能で物理攻撃を無効にできる。 「穿つ水柱(うがつみずばしら)」 間欠泉のように水柱を噴き上げる。二つの戒禁を取り込み、自身と同等の闘級を手にしたエスタロッサを貫通する威力。 「執念深き聖人(しゅうねんぶかきせいじん)」 無数の光弾を放つ。 マエル 〈四大天使〉の一柱。リュドシエルの弟。エスタロッサに殺されたと思われていたが、後に驚愕の再会を果たすこととなる。詳細は「#エスタロッサ」を参照 恩寵「太陽」 日の出と共に力を増し、正午を迎えると共に最高潮に達するという、エスカノールの持つ魔力と同等のもの。マエルの死と共に失われたとされている。
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