移動変電所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/02 23:54 UTC 版)
移動変電所(いどうへんでんしょ)とは、変電所の一種で、事故や工事などで常設変電所の機能が停止する場合や、一時的に電力需要が増加する場合に用いられる、可搬式の変電設備である。
注釈
- ^ 関西電力横大路変電所(京都市伏見区)から自社の伏見変電所経由で三相交流22kVを受電。
- ^ 同じく関西電力横大路変電所から自社の伏見変電所経由で三相交流22kVを受電。
- ^ 関西電力香里変電所および牧野変電所から自社の枚方変電所経由で三相交流22kVを受電。
- ^ なお、八幡町周辺には太平洋戦争前から大阪寄りの橋本に橋本変電所が設置されていたが、この移動変電所の導入後、列車運行本数の増加と長大編成化(京阪では1967年(昭和42年)12月より列車の7両編成化を開始している)に対応して1960年代に京都寄りの淀へ隣接して淀変電所(2,500kW)が追加設置されている。ただし、以後も1983年(昭和58年)12月の昇圧までは多客期の移動変電所稼働が続けられた。
- ^ 軸距1,650mm。
出典
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ [3]
- ^ 「ハンドブック」pp.384-385
- ^ 「ハンドブック」pp.385-386
- ^ 以下、各形式の諸元は「発達史6」pp.160-162による。
- ^ a b 「マニュアルIV」p.33
- ^ RP716 p.241
- ^ 「マニュアルIV」pp.32-33
- ^ 「マニュアルIV」p.32
- ^ 「日立評論59/2-2」p.15
- ^ 「京阪竣工図」p.105
- ^ a b c RP281 p.107
- ^ 「日立評論59/2-2」p.17
- ^ 「発達史1」p.168
- ^ 「日立評論59/2-2」p.12
- ^ RP695 p.162
- ^ RP553 p.201
- ^ RP382 p.53
- ^ RP553 p.198
- ^ 以下、イヘ901・911の機器仕様は「ハンドブック」p.383の記述による。
- ^ a b 「マニュアルIV」p.30
- ^ 台車および車体構造については「蒸気機関車から超高速車両まで 写真で見る兵庫工場90年の鉄道車両製造史」p.294掲載のメーカー公式写真による。
- ^ a b 「私鉄の車両 2 小田急電鉄」p.123
- ^ アーカイブス1 pp.40,58-59,61-62,70,78
- ^ RP546 p.130
- 1 移動変電所とは
- 2 移動変電所の概要
- 3 参考文献
- 4 関連項目
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