札幌市交通局D1010形気動車とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 札幌市交通局D1010形気動車の意味・解説 

札幌市交通局D1010形気動車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/08 08:10 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

札幌市交通局D1010形気動車(あるいは“D1010形内燃動車”)は、1959年に登場した札幌市電の路面ディーゼルカーである。

概要

1959年(昭和34年)6月にD1011 ~ D1013号の3両が東急車輛で製造された。日本初の路面ディーゼルカーとして登場したD1000形をベースに、細部に改良を加えた車両である。D1000形と同様に直列6気筒水冷ディーゼルエンジンを床下中央部に水平設置し、トルクコンバータを介して片側台車の2軸を駆動する物であった。

非電化で開業した鉄北線北部区間の電化に伴って廃車され、700形に車体を供出した。

改造

ラジエーター冷却ファンが路上のごみを吸い込むことを防ぐため、ラジエーター前面の導風ダクトを廃し、バンパー下部のスカートを大きく切り取る改造を行った。側面のスカートも大きく切り欠いた。

廃車・転用

1967年(昭和42年)10月に廃車され、車体は550形の電装品と組み合わされて700形701・702・704号に転用された。

主要諸元

  • 全長:13,100mm
  • 全幅:2,230mm
  • 全高:3,350mm
  • 自重:14.5t
  • 定員:110人
  • 出力:120ps
  • 台車型式:東急車輛TS-107



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「札幌市交通局D1010形気動車」の関連用語

札幌市交通局D1010形気動車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



札幌市交通局D1010形気動車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの札幌市交通局D1010形気動車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS