サハ3801形とは? わかりやすく解説

サハ3801形(初代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 14:22 UTC 版)

南海C10001形蒸気機関車」の記事における「サハ3801形(初代)」の解説

阪和電気鉄道在籍以前来歴等詳細については「阪和電気鉄道の車両#筑波鉄道譲受木造車」を参照 ※ 本形式消滅後1521系及び2051系付随車としてサハ3801形(2代)が出現している。 C10001形牽引急行列車客車には当初旧・電7系クハ1801形を代用していたが、まもなくサハ3801形(初代)代用するようになった。この車両は元々は山手線(旧・阪和電気鉄道線)のクタ800形であったのである。これらは阪和南海合併後南海本線転属しており、山手線国家買収対象から外れた南海では鋼体化改造電動車化を計画したが、資材難から頓挫し用途がないまま放置していた。これを付随車として復活させ、客車代用としてC10001形と組ませたのである。 本形式総計4両であったため2両ずつ2組にわけて都合2往復列車使用された。ただし、夕方河内長野駅行のうち日没にかかる後発となる列車には必ず3801号が使用されていた。これは、3801号にのみ車内灯への給電パンタグラフ設置されていたためである。 C10001形牽引急行列車運行終了したのちは再び用途失い、やがて老朽化余剰に伴い1952年廃車となった。本形式のうち3804号は、同じ1952年南海南紀直通列車用に新造した国鉄スハ43系客車風の専用客車サハ4801形4801号に改造されとされるが、改造当初4801号が履いていたTR14台車は3803号のもの(端改造して流用であったことが判明しており、3804号については車籍のみを利用した見られている。なお、残る3801・3802・3804号の台車についても、2両分1954年三菱電機伊丹製作所製造され移動変電所MS1501・1502号に流用されている。

※この「サハ3801形(初代)」の解説は、「南海C10001形蒸気機関車」の解説の一部です。
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