2051系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 03:30 UTC 版)
1961年(昭和36年)と1962年(昭和37年)に4両固定編成2本が帝國車輛工業で新製され、南海線にて主に急行列車に使用された。 塗色は緑の濃淡のツートンカラーで、この塗色は以後7000系・7100系にも採用されて、南海線通勤型電車の標準塗色として長く親しまれることとなる。 電装品はモハ2001形2025 - 2028を電装解除して転用したため、定格出力150kW(端子電圧600V時)の主電動機を装備した吊り掛け駆動である。 台車と車体は1521系とほぼ同一であったが、座席の奥行きが若干広げられて座り心地が向上した。電動制御車のモハ2051形2両の間に1521系と同一形式の付随車・サハ3801形を2両組み込んだ編成となっていた。架線電圧昇圧直前には7000系・7100系に優等列車運用を譲って普通列車に使用されることが多くなっていた。
※この「2051系」の解説は、「南海1521系電車」の解説の一部です。
「2051系」を含む「南海1521系電車」の記事については、「南海1521系電車」の概要を参照ください。
- 2051系のページへのリンク