号について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/30 14:36 UTC 版)
初代曲直瀬正琳が伊予国河津氏庶流一柳氏出身であったため、その本姓越智氏を称した。雲夢の号は、古代楚にあったとされる仙境雲夢沢(中国語版)による。 懐仙楼の号は友人の提案によるものである。ある日、普段のように雲夢邸で友人等が思い思いに過ごしていたところ、雲夢が階上の書斎の号を募集した。ある人が「仙人は楼居す」の故事に基づき「懐仙」を提案した。雲夢は「こんな狭い所に仙人も寄り付くまい」と答えたが、その時たまたま小鳥が飛来したので、西王母の使いだという話になり、「懐仙」の号が採用されたという。 神門叟の号は、曲直瀬氏代々の屋敷が神田橋門外(千代田区内神田一丁目)に与えられていたことによる。その他の号に雪翁、松月館、雨花庵がある。
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