M113装甲兵員輸送車 派生型

M113装甲兵員輸送車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/29 01:09 UTC 版)

派生型

アメリカ合衆国

M163 VADS
M548 装軌貨物輸送車
M577 コマンドポスト
M752 自走式ランスミサイルランチャー
M727 ホーク自走対空ミサイル
M730 チャパラル自走対空ミサイル
M1064 自走120mm迫撃砲。2009年イラク国内で撮影。バー・アーマー、新型機銃シールドなどが追加装備された仕様
M130 SLUFAE 地雷処理ロケット車
M48 チャパラル 自走地対空ミサイルランチャーシステム
M548をベースに開発されたMIM-72地対空ミサイルの自走式ランチャー。車台部分の型式名がM730である[1]
M58 Wolf 煙幕発生キャリア
自走煙幕発生器として、持続的な煙幕を発生させることができる車両[1]。煙幕は、可視では90分間、赤外線では30分間、持続して遮蔽できる。
M106 自走107mm迫撃砲
107mm迫撃砲を搭載した自走迫撃砲。搭載したまま射撃できるように、屋根はハッチ式となっている。
M125 自走81mm迫撃砲
81mm迫撃砲を搭載した自走迫撃砲。車体はM106との互換性がある。
M130 SLUFAE 地雷処理ロケット車
M548をベースにXM130 345mmロケット弾の多連装発射機を搭載した地雷処理車両。"SLUFAE"とはSurface-Launched Unit, Fuel-Air Explosive.(地上発射型燃料気化爆発装置)の略号である。XM130ロケット弾は100ポンド(約45.4kg)のBLU-73/B燃料気化爆薬弾頭を備え、推進装置はズーニー・ロケット弾のものを流用した。これを30連装の蜂の巣様の発射筒に装填して用いる。射程は最大で150mである[2][3][4]
1976年から1978年にかけて開発と試験が行われたが、非装甲車両のため最前線で用いるには装甲防御が不足しており、また射程が短すぎて実用的ではないとされ、開発は打ち切られて制式採用はされないままに終わった。
M132 自走火炎放射器
小型砲塔火炎放射器同軸機銃を搭載したもの。車体後部に、火炎放射器用の燃料タンクと加圧タンクを搭載している[1]
M150 自走TOWミサイルランチャー
BGM-71 TOW対戦車ミサイルのM220発射機を搭載する車両。アメリカ軍では後述のM901 ITVが主流となったが、M150相当の車両もイスラエルや台湾など輸出先で運用されている[1]
M163 VADS(Vulcan Air Defense System)
M168 20mmガトリング砲M61 バルカン航空機関砲の地上仕様)と追尾レーダーを搭載し、自走式対空砲としたもの。
M474 TEL(Transporter Erector Launcher)
パーシング I核ミサイルを運搬する移動発射機、弾頭運搬機、プログラマー試験ステーションおよび動力ステーション運搬機、無線端末運搬機の4種として使用された。
M548 装軌貨物輸送車
非装甲の貨物運搬車(カーゴ・キャリア)。ベトナム戦争時には、荷台にM45対空機関銃架を搭載したガントラックに改造された車両もあった。
M577
後の戦闘指揮車のはしりと言える車両。移動指揮車ではあるが、基本的には駐車した後に天幕を張るなどして、指揮所として運用される。車体後部の屋根は、指揮官が立ち上がっても支障のないように嵩上げされている。なお日本では田宮模型プラモデルの商品名で「コマンドポスト」と名付けられているが、車種名であるCommand Post System Carrierからとられたもので、M577固有のニックネームではない。
M579 Fitter 装甲回収車
装甲回収車として、車体にHIAB社のクレーンを取り付けたもの。米軍では使用されず、オーストラリアやイスラエルで運用された。
M667 ランスミサイル運搬車
M548をベースに開発された、MGM-52 ランスLance、戦術核ミサイル)運搬車。
M688 ランスミサイル再装填車
M667にミサイル装填用クレーンを装着した再装填用車両。
M752 ランスミサイルランチャー
M667に起倒式ミサイル発射器を搭載した自走ミサイルランチャー。
M727 ホークミサイルランチャー
M548をベースに開発された、MIM-23 ホークHawk、地対空ミサイル)発射車両。
M730
M548をベースに開発された、MIM-72地対空ミサイル発射システムであるM48 チャパラルChaparral)の車台部分の型式名。
M806 装甲回収車
装甲回収車の派生型で、後部コンパートメントウインチを装備している。
M901 ITV(Improved TOW Vehicle)
M113の車体に、BGM-71 TOW対戦車ミサイルを2基搭載した装甲砲塔を搭載した自走対戦車ミサイル。
M981 FISTV(Fire Support Team Vehicle)
砲兵観測車。M901 ITVとほぼ同じ形状の砲塔(観測塔)に、照準観測システムを搭載した、砲兵隊向けの火力支援戦闘車。
M1015 電子戦車両
M548をベースに、電子戦用の装備を搭載した車両。
M1059 Lynx 煙幕発生キャリア
自走煙幕発生器。M157煙幕発生装置を使用している。
M1064 自走120mm迫撃砲
M106(107mm)の置き換え用として、120mm迫撃砲を搭載したもの。基本車体はM106とほぼ同じ。
M1068 標準統合コマンドポストシステム (Standard Integrated Command Post System Carrier)
M577の改良版。
XM734 MICV (Mounted Infantry Combat Vehicle)
M113をベースにした試作歩兵戦闘車。車体両側面に片面4基ずつのガンポートとビジョンブロックを、車体後面に2基のガンポートとビジョンブロックを備えている。車長用キューポラに7.62mm機関銃連装のM27動力銃塔を装備している。
XM765
XM734から発展した試作歩兵戦闘車。兵員室側面上部が傾斜している。M139 20mm機関砲を装備している。発展してAIFVになる。
AIFV(Armored Infantry Fighting Vehicle)
M113A1をベースに、装甲と戦闘能力を向上させた後継車両として開発された歩兵戦闘車。25mm機関砲塔をはじめ、武装にいくつかのバリエーションがある。アメリカ軍はより強力なM2ブラッドレー歩兵戦闘車を採用し、AIFVは採用しなかったが、M2より低価格であるため数ヶ国が採用している。
OSVM113/BMP-2
国家訓練センターで敵車両役を演じる車両で、BMP-2に似せた外観となっている。

オーストラリア

M113 FSV
M113 MRV
M113 AS4
M113 FSV
FSVは "Fire Support Vehicle"、火力支援車両の意。
アルビス・サラディン装甲車(FV601)の砲塔を搭載したもの。
M113 LRV
LRVは "Light Reconnaissance Vehicle"、軽偵察車両の意。
M113に、2丁の機関銃を搭載したキャデラックゲージ製の小型銃塔を備えたもので、装甲兵員輸送車としても使用される。
M113 MRV
MRVは "Medium Reconnaissance Vehicle"、中型偵察車両の意。
M113 FSVに似ているが、FV101 スコーピオンの砲塔を搭載した威力偵察型。
M113 AS4
M113をベースに車体長を6mまで延長、転輪が1組追加され6組になっている。エンジンはMTU 6 V 199 TE 20に換装。電動式で昼夜間サイトを備える銃塔にM2HB QCBを搭載し、車体全周に増加装甲を装備するなどした改良型。乗員は2名+兵員10名。2022年6月にウクライナへ14両を供与。

カナダ

M113 ADATS
M113 TUA
アフガニスタンに派遣されたTLAV
M113 ADATS ミサイル・システム
エリコン社製ADATS ミサイル・システムを搭載したタイプ。車体上に捜索レーダーレーザー測距器赤外線テレビカメラと4連装ランチャーを2基装備した発射機を搭載する。
M113 TUA(TOW Under Armour)
装甲化されたBGM-71 TOW対戦車ミサイル発射器を搭載したタイプ。米軍のM901 ITVとは発射機の形状が異なる。同様の発射機は、同じカナダ軍LAVIIIにも搭載されている。
TLAV
カナダ軍が保有していたM113A2 341両に対し、兵員輸送車寿命延長プログラム(Armoured Personnel Carrier Life Extension (APCLE) program)が実施され、183両は車体が50cm延長され、ロードホイールが片側6個となった。残りの158両については、通常のM113A3相当の改修を受けた。これらの改修には、大出力エンジンへの換装、サスペンション強化、増加装甲板の付加、バー・アーマーの追加装備、12.7mm重機関銃M2Mk19 自動擲弾銃を装備したキャデラック・ゲージ製銃塔の装備、などが含まれる。APCLE改修を受けた車両はTLAV(Tracked Light Armoured Vehicle)と呼称され、様々なバリエーション車両が開発、運用されている。
MTVE
TLAVをベースに開発された戦闘工兵車。MTVEは、"Mobile Tactical Vehicle Engineer"の略。車体前部にプラウ・ブレードを装備している。
MTVR
TLAVをベースに開発された装甲回収車。MTVRは、"Mobile Tactical Vehicle Recovery" の略。ウインチおよびクレーンを装備している。

イスラエル

イスラエル国防軍は、約6,000両のM113シリーズを保有するアメリカに次ぐ大量使用国である。イスラエルにおけるM113シリーズの正式な愛称は"Bardelas"(ヘブライ語チーターの意)である("Bardehlas"などと表記される事も)。プラモデルの商品名などに使用されていた"ゼルダ"(Zelda)という愛称も有名で、導入初期に使用されていたようであるが、イスラエル軍内部では、現在この名前はほとんど使用されていない様である。また、M113シリーズの各タイプ毎に愛称が付けられており、通常型では"Nagmash"という名称が広く使われている事から、M113シリーズ全体の愛称を"Nagmash"と記述する資料も有る。"Nagmash"とは、ヘブライ語で"armored personnel carrier"を意味する"Noseh Guysot Meshoryan"の頭文字を繋げたアクロニムである。

イスラエル軍のM113シリーズ全体に共通する特徴としては、エンジン排気管が車体右側面の下方向に延長されている事、車体周囲にラックや雑具箱が増設されている事、サイドスカート・浮航用設備などは取り外されている事などが挙げられる。

2014年のプロテクティブ・エッジ作戦 (ガザ地区への侵攻作戦)ではゴラニ旅団のM113が攻撃を受け7名の兵士が死亡し、これを受けてイスラエルでは国防軍内で使用の続けられているM113の代替として"オフェク"重装甲兵員輸送車"エイタン"装輪式装甲兵員輸送車の開発を進めている[5][6][7]

M113 Nagmash
M113 Nagmash
イスラエル軍でAPC(装甲兵員輸送車)として使用される通常型。車体側面(場合によっては後面や前面にも)に独自の荷物ラックが装着されている。1972年に導入され、翌年勃発した第四次中東戦争に投入された。当時のイスラエル軍では"オール・タンク・ドクトリン"と呼ばれる戦車重視の戦闘教義が採用されていたが、エジプト軍AT-3 サガー対戦車ミサイルにより大損害を受け、戦車に随伴する歩兵の重要性が見直され、反抗作戦ではM113 Nagmashがマガフ戦車と共にエジプト軍に突撃する事となった。
M113 Nagmash Vayzata
M113 Nagmash Vayzata
1987年制式化。APCタイプの車両にラファエル社製のトーガ(TOGA)と呼ばれるパンチングメタル状の中空装甲を装備したタイプ。1982年レバノン侵攻時、PLOの装備するRPG-7対戦車ロケット砲による攻撃に対し、M113のアルミ製車体の防御力が低いことが問題となり、成形炸薬弾に対する防御を高めるため、中空装甲が採用された。2006年の南レバノン侵攻にも用いられた。
M113 Nagman
トーガ・アーマーを装備したM113 Nagmash Vayzataの車長キューポラ周囲および兵員室天面ハッチの左右に、強化ガラス付き防弾板を設置したタイプ。レバノン南部でのヒズボラとの戦闘に投入された。
M113 Kasman Meshupar
M113 Kasman Meshupar
トーガ・アーマーを装備したM113 Nagmash Vayzataの車体上に、密閉式の箱状の戦闘室"ドッグハウス"を搭載し、車内からFN MAG機関銃を射撃できるよう改造されたタイプ。2000年頃から配備されている。屋根の上に拡声器を装着したり、車体前面に発煙弾発射機を装備しているケースもある。ガザ地区ヨルダン川西岸地区でのパトロールに使用されている模様。本車を"Nagman"と呼んだり、"Nagman 2"などと表記されるケースも有る。
M113 Kasman Maoz
M113 Kasman Maoz
トーガ・アーマーを装備したM113 Nagmash Vayzataの車体上に、密閉式の戦闘室を載せ、車内からFN MAG機関銃を射撃できるよう改造されたタイプ。前述のKasman Meshuparより後に登場した(2004年-2005年頃)Kasman Meshuparでは戦闘室に合計15枚の防弾ガラスが使用されているが、Kasman Maozでは6枚となっている。戦闘室自体もやや小型化している。
M113 Nagmash Chatap
工兵・修理部隊で使用される。車体両サイドに各種雑具箱、ラックを増設している。クレーンなどは装備されておらず、基本形はAPCタイプと同じである。各中隊単位で配備されている模様。
M113 Nagmash Chatap Modular
M113 Nagmash Chatap Modular
工兵・修理部隊で使用される。Nagmash Chatapの車体両サイドにモジュール化された大型の雑具箱を増設した改良型。
M579 Nagmash Machag(Fitter)
M579 Nagmash Fitter
工兵・修理部隊で使用される。HIAB社製大型クレーンを装着している。カナダオーストラリアなどで使用されているタイプと基本的には同型だが、車体の左右には大量の工具箱やラックが増設されている。各大隊単位で配備されている模様。
M579 Nagmash Machag Modular(Fitter)
工兵・修理部隊で使用される。Nagmash Machag(Fitter)の車体両サイドにモジュール化された大型の雑具箱を増設した改良型。
M113 Nagmash pikud
M113 Nagmash pikud
無線通信機能を強化した指揮/通信車両。アンテナが増設され、ワイヤーリールなどを搭載している。
M113 Nagmash Vayzata pikud
M113 Nagmash Vayzata pikud
指揮/通信車両にトーガ・アーマーを装備したタイプ。
M577 Mugaf(Command Post)
M577 Mugaf
米軍のM577と同型の車両。他のM113シリーズ同様に荷物ラックが装備されている他、Nagmash pikudと同型の大型のアンテナを装備している。
M163 Hovet
米軍のM163 VADSと同等の車両。浮航用フロートは装着されておらず、荷物ラック類が装備されている。土嚢偽装網を搭載している車両も多い。レバノン侵攻では、対空用途よりもむしろ、水平射撃によるPLO拠点への攻撃で活躍した(米軍のM16対空自走砲の運用と同様)。
M163 Machbet
M163 Hovetに4連装のスティンガー地対空ミサイルランチャーを追加装備したタイプ。1990年頃から改修が行われ、2005年頃にはほぼ全車の改修が完了した。
M163 Machbet Vayzata
M163 Machbetにトーガ・アーマーを装備したタイプ。
M113 Giref(M113 with TOW Missile Launcher)
M113にBGM-71 TOW対戦車ミサイルランチャーを装備したタイプ(M901のような装甲型ランチャーではなく、M151ハンヴィーに搭載されるタイプと同型の物を使用している)。
M113 Laish(M113 with 81mm mortar)
M113 Laish
アメリカ軍のM125に相当する自走迫撃砲。ソルタム・システムズでライセンス生産されたタンペラ英語版フィンランド語版社製81mm迫撃砲を搭載。"Laish"はライオンの意。
M113 Keshet(M113 with 120mm mortar)
M113 Keshet
ソルタム・システムズ製のK6 120mm迫撃砲およびCardom迫撃砲駐退復座制御システムを搭載した自走迫撃砲。
アメリカ軍のM1064に相当する車両であるが、M1064にはCardomシステムは搭載されていない。
M113 Nagmash AMEV(Armoured Medical Evacuation Vehicle)
M113 AMEV
装甲救急避難車両(野戦救急車)。シャーマン戦車改造の"アンビュタンク"の後継として採用された。
M113 classical(Zelda 2)
M113 classical, レバノン南部, 1995年
1996年制式化。ゼルダ2(Zelda 2)としても知られる。車体前面および側面にラファエル社製の爆発反応装甲を装備して防御力を向上させたタイプ。車体上にはNagmanと同様の防弾版が配置されている。実戦配備数は少ない模様。
M113 HVMS
M113の車体に、60mm高初速砲を備えた小型砲塔を搭載したバージョン。1980年頃に開発/試作されたが実戦配備はされていない模様。
M113 Tamuz
M113 Tamuz 発射機クローズアップ
M113の車体に、回転式のスパイク対戦車ミサイル発射機を備えた小型砲塔を搭載したバージョン。2011年頃に実用化された、M113の派生型としては比較的新しい物になる。
Shilem レーダー搭載車
Shilem レーダー搭載車
M548 カーゴキャリアの車台をベースに、大型のEL/M-2310 レーダーを搭載した車両。砲兵部隊の支援車両の一つ。

エジプト

EIFV
M113の延長車体に、M2 ブラッドレー砲塔を搭載した歩兵戦闘車AIFVからの改造も予定されていたが、量産配備は進んでいない[8]

イタリア

VCC-1 カミリーノ歩兵戦闘車
イタリアライセンス生産していたM113をベースに、AIFVを参考に開発した歩兵戦闘車(IAFV、Infantry Armoured Fighting Vehicle)。
VCC-2
国内でライセンス生産したM113をVCC-1と同等のIAFVに改造したタイプ。後部側面にガンポートと視察窓を左右に各2基ずつ設け、キューポラに防盾を装備。
アリゲーター
M113 アリゲーター(Arisgator)
イタリアのA・R・I・S社が開発した水陸両用強襲車で、M113をベースに車体前部に台形の浮力ブロック、車体後部両端にウォータージェット推進装置を追加し、排気口を煙突化したタイプ。1999年からイタリア陸軍に少数配備。
SIDAM 25
オート・メラーラ社が開発した自走対空砲エリコン社製KBA-B 25mm機関砲4門を備えた砲塔を搭載。

シンガポール

M113A2 Ultra Mechanised Igla IFU(Integrated fire unit)
M113A2 Ultra Mechanised Igla WFU(Weapon fire unit)
M113A2 Ultra IFV
シンガポール軍向けに、M113A1を基本としてA2への標準化・近代化アップグレードを実施したもの。主兵装を40mm自動グレネードランチャーと12.7mm重機関銃の連装か、イスラエルラファエル社で開発された25mm機関砲搭載型のOWS-25無人砲塔(RWS)の選択式とし、増加装甲を施した。
M113A2 Ultra Mechanised Igla
M113A2 Ultra IFVと同等の改修車体に、6連装の9K38 イグラ地対空ミサイル発射機を搭載した自走式対空ミサイル発射型。火器管制レーダーを搭載したIFU(Integrated fire unit)バージョンと、管制レーダーを持たないWFU(Weapon fire unit)バージョンが存在する。

デンマーク

M113A2 Mk I DK
M113A2 Mk I DK
M113A2をベースに、砲塔を搭載して歩兵戦闘車化したもの。主砲はエリコン社製25mm機関砲である。現在はCV 9035 DKに置き換えられた。

オランダ

YPR-765
オランダ軍のYPR-765(アフガニスタン派遣車両)
AIFVオランダ型。歩兵戦闘車

韓国

K200 KIFV(Korean Infantry Fighting Vehicle)
K200 KIFV
AIFVをベースに韓国が改良した歩兵戦闘車
K200A1 KIFV
K200の改良型。
K263
K200の派生型。M163 VADSに相当する自走対空機関砲
K277
K200の派生型。米軍のM577に相当する車両。車体上部にM2重機関銃を装備している。







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