検索エンジン最適化 検索エンジン最適化の概要

検索エンジン最適化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/22 03:21 UTC 版)

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サーチエンジン最適化ないし検索エンジン対策とも呼ばれ、ウェブポジショニングと同義である。サーチエンジンマーケティングとあわせて用いられることも多い。英語表記のSEOから「セオ」とも呼ばれる[2][注 2]。 SEOという言葉は順位を上げることを指しているのではなく、検索エンジンがサイトを理解して適切な結果を反映させていくことを指している。 [3]

順位決定には独自の計算式(アルゴリズム)が用いられるが、アルゴリズムは公開されていない場合も多く、特定の検索エンジンの特徴や基準を調査する専門家も存在する[2]

Googleは、例えば米国で1日あたり平均およそ2億4000万の検索結果を返しており[1]、検索エンジン最適化を行うことは重要なマーケティングの一つである[1]。また、ウェブ利用者の多くは「検索結果の上位に表示される企業はメジャーブランドである」と考える傾向にあることが明らかとなっている[4]

ウェブサイトを完全にインデックスさせるもっとも簡単で効果的な方法はサイトマップを提供することとされるが、これは検索結果には直接影響しない[1]

歴史

検索エンジン最適化は、1990年代半ば、最初期の検索エンジンが初期のウェブを登録した時に始まった。検索エンジンの登場によって自分のサイトへのアクセスが増加したため、多くのウェブページ所有者はすぐに検索エンジンの価値を評価するようになった。

サイト所有者の多くは、検索エンジン所定の方式にのっとり、自身のサイトのURLを検索エンジンのデータベースへ送信し、ウェブを探索するソフトウェアクローラ)に親和性の高いウェブページを目指すため、自身のサイトを変更し始めた。そしてまもなく検索エンジン最適化を行う会社も立ち上げられ、検索エンジンの内部論理アルゴリズムの分析・探究が促進された[5][出典無効]

論争

この産業が発展すると、YahooやGoogleなどの検索エンジン運営会社は良心的でないSEO企業がどんな手を使ってでも顧客のためにアクセス数を増やそうとするのを用心するようになった。

YahooやGoogleなどの検索エンジン運営会社は次々と対策をとって、不適切な検索エンジン最適化に分類されるテクニックによる操作を除去するように企図した。それに対し、いくつかのSEO会社は、さらに巧妙なテクニックを使って順位に影響を与えようとした。

Googleは特にスパム行為に厳しく、ドイツのBMWリコーのウェブサイトがJavaScriptによるリダイレクトを行なった時にそれをスパム行為と判断し、検索対象から削除した事がある。日本でもサイバーエージェント系列のウェブサイトが、スタイルシートによって大量の隠し相互リンクをページ内に埋め込んだ行為をスパム行為と判断されて、検索対象から削除された。現在は、いずれのウェブサイトも対処を行い、再び検索対象となっている[要出典]

このように、検索結果から排除されることを、村八分になぞらえて検索エンジン八分、特に代表的な検索エンジンであるGoogleを代名詞としてグーグル八分と呼ぶ[5][出典無効]


出典

  1. ^ a b c d e f Scot Hacker. “Tutorial: Search Engine Optimization — Basics” (英語). UC Berkeley Graduate School of Journalism. 2017年10月17日閲覧。
  2. ^ a b c SEOとは”. コトバンク. 2017年10月17日閲覧。
  3. ^ SEO対策とは?完全版マニュアル|費用対効果抜群のWEB集客方法について”. 株式会社PLAN-B. 2019年6月26日閲覧。
  4. ^ 山名早人 (2005年6月29日). “検索エンジンの概要 (PDF)”. IPSJ Magazine. p. 987. 2017年10月17日閲覧。
  5. ^ a b c 002.1.SEOってそもそも何!?―SEO対策の基本|初心者でもわかるSEOの考え方|月刊ソウサス
  6. ^ Google QDFアルゴリズムは間違いなく存在する | 海外SEO情報ブログ
  7. ^ 最新のコンテンツを上位表示するGoogleの「QDFアルゴリズム」はどんなサイトに対しても重要なのか? | 海外SEO情報ブログ
  8. ^ “India Webmaster Q&A: Search Quality Team answers your questions”. Google India Blog. (2013年8月15日). http://googleindia.blogspot.jp/2013/08/india-webmaster-q-search-quality-team.html 2015年6月15日閲覧。 
  9. ^ Kenichi Suzuki (2014年6月16日). “Googleのマット・カッツがあんな質問、こんな質問、どんな質問にも答える at #SMX Advanced 2014”. 2015年6月15日閲覧。
  10. ^ 元Google社員が検索アルゴリズムを暴露しないのはどうしてなのか? | 海外SEO情報ブログ
  11. ^ Let’s Try to Find All 200 Parameters in Google Algorithm” (英語). Search Engine Journal (2009年12月18日). 2017年8月1日閲覧。
  12. ^ “グーグルの順位決定要因2014年版データ登場!”. Web担当者Forum. (2015年2月9日). http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2015/02/09/19283 2015年6月15日閲覧。 
  13. ^ a b Google. “検索エンジン最適化について学ぶ”. Search Console ヘルプ. 2017年7月29日閲覧。
  14. ^ 2.5 検索エンジン最適化について学ぶ”. Google. 2016年12月23日閲覧。
  15. ^ a b c d e f g ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)” (日本語). Google. 2016年12月21日閲覧。
  16. ^ a b ペナルティとは”. ナイル株式会社. 2016年12月23日閲覧。
  17. ^ ブラックハットSEOとホワイトハットSEO” (日本語). ナイル株式会社. 2016年12月21日閲覧。
  18. ^ 被リンクの正しい集め方 - Forchive
  19. ^ ブラックハットSEOとは 「ブラックハット」 (Black Hat SEO) ブラックハットエスイーオー” (日本語). Weblio. 2016年12月21日閲覧。
  20. ^ マット・カッツ (2012年3月15日). “Matt Cuttsさんのツイート”. Twitter. 2017年10月18日閲覧。
  21. ^ 週に数時間だけGoogleにスパムを行い月収500万円も稼いでいたスパマーが衝撃の実態を激白”. GIGAZINE (2016年2月24日). 2017年10月18日閲覧。
  22. ^ a b 隠しテキストと隠しリンク - Search Console ヘルプ
  23. ^ a b キーワードの乱用 - Search Console ヘルプ” (日本語). Google. 2016年12月21日閲覧。
  24. ^ リンク プログラム - Search Console ヘルプ
  25. ^ スパム、有料リンク、マルウェアを報告する - Search Console ヘルプ
  26. ^ Search Console - 有料リンクを報告
  27. ^ サイトからの不自然なリンク - Search Console ヘルプ
  28. ^ Takeaki Kanaya (2013年7月17日). “選挙活動における検索エンジンを対象とした施策について Q&A編”. Google ウェブマスター向け公式ブログ. 2017年10月17日閲覧。
  29. ^ ディーポ (2017年4月11日). “【詳解レポ】ついに公式発言、Google検索順位2つの要因とは”. SEO Pack. 2017年7月29日閲覧。
  30. ^ tedster (2009年8月5日). “Googleバックリンクで重要な8つの要因”. 海外SEO情報ブログ. 2017年7月29日閲覧。
  31. ^ Google. “SEO が必要なケース”. Search Console ヘルプ. 2017年10月17日閲覧。
  32. ^ Google サーチ クオリティ チーム (2013年10月25日). “ガイドライン違反を繰り返す SEO 業者への対応について”. Google ウェブマスター向け公式ブログ. 2017年10月17日閲覧。
  33. ^ Google. “ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)”. Search Console ヘルプ. 2017年7月29日閲覧。
  34. ^ 日経DP (2006年6月30日). “グーグル村上社長“Google八分”を語る”. ITpro. 2017年7月29日閲覧。
  35. ^ Zineb Ait Bahajji; Gary Illyes (2014年8月7日). “HTTPS をランキング シグナルに使用します”. Google ウェブマスター向け公式ブログ. 2017年10月17日閲覧。
  36. ^ a b Zineb Ait Bahajji, WTA, and the Google Security and Indexing teams (2015年12月18日). “HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります”. Google ウェブマスター向け公式ブログ. 2017年10月17日閲覧。
  37. ^ Eiji Kitamura (2017年7月21日). “Chrome の HTTP 接続におけるセキュリティ強化に向けて”. Google ウェブマスター向け公式ブログ. 2017年10月17日閲覧。
  38. ^ モバイル ファースト インデックスを開始します”. Google ウェブマスター向けブログ (2018年3月27日). 2018年11月23日閲覧。
  39. ^ Suzuki, Kenichi (2016年11月7日). “Google、モバイルファーストインデックスの導入予定を正式発表。スマホ向けページを検索の評価対象に。SEOへの影響は?”. 海外SEO情報ブログ. 2017年10月17日閲覧。
  40. ^ a b Seovietmoz (2019年11月5日). “集中的なseo の学習ガイド Seovietmoz”. Google ウェブマスター向けブログ. 2019年11月5日閲覧。

注釈

  1. ^ 検索結果として表示されるページの中で、検索ワードに連動した広告を除いたもので、いわゆる純粋な検索結果のみを指す語。「自然検索」「ナチュラル検索」とも。
  2. ^ 会社組織におけるCEOも、俗にセオと発音されることがあるので、注意。
  3. ^ 手動で行われたペナルティ(検索結果からの除外や著しい順位の低下)を受けた際に、ウェブマスター向けガイドラインの品質に関するガイドラインへの違反がなくなったことを通知し、ペナルティの解除を求めるリクエストのこと。
  4. ^ 第三者が低品質な被リンクを作成した際に、それが自分の作成したものでないことを通知するツール。


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