梅酒
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本格梅酒
梅酒の生産量は2002年から2011年にかけて約2倍となった一方、青ウメの生産量はほとんど変わっていない[15]。これは梅、糖類、アルコールのみを使った本来の梅酒ではなく、人工酸味料や香料などを使った梅酒(合成梅酒)の生産量が増えたことを意味する。酒税法上、梅、糖類、アルコールのみを使った梅酒も、人工酸味料や香料などを使った合成梅酒も、同様に「リキュール」に分類され、消費者にとって紛らわしいことが指摘されていた。そのため、日本洋酒酒造組合は2015年から、梅と糖類、酒類のみを使った梅酒を「本格梅酒」と表示することのできる自主基準を設けた。
脚注
関連項目
外部リンク
注釈
出典
- ^ 富田仁編『事典 近代日本の先駆者』日外アソシエーツ、1995年、619頁。ISBN 978-4-8169-1301-3。
- ^ 杉山美次・岩瀬充璋 『図解 化学のウンチクがたちまち身に付く本―即効!化学ツウになれるQ&A80テーマ』 秀和システム、2006年、12頁。
- ^ 鳳氷糖 氷砂糖Q&A
- ^ 神奈川県農業技術センター 農産物の上手な利用法(梅酒/材料)
- ^ 「梅酒の香気成分と貯蔵による変化」
- ^ CHOYA 「梅酒の梅」「梅ゼリー」
- ^ 全国農業新聞『家畜も大喜び「エコフィード」--食品残さをリサイクル飼料に』
- ^ 『くらしのパートナー:きょうの料理』日本放送協会。
- ^ 「お詫びと訂正」『くらしのパートナー:きょうの料理』日本放送協会。
- ^ 「きょうの料理」6月号64ページの「みりん梅酒」について - NHK出版
- ^ 緊急:「アニメ女子おうちカフェ部♪」について、お詫びと番組内容変更のお知らせ(AT-Xホームページ)
- ^ 本郷明美『どはどぶろくのど 失われた酒を訪ねて』講談社
- ^ “産経抄 - 12月5日”. MSN産経ニュース (2011年12月5日). 2011年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月5日閲覧。
- ^ [1]
- ^ 「本格梅酒」と「梅酒」? 業界が自主基準 ウメ需要拡大に期待かかる - 産経WEST
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