執筆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/10 05:49 UTC 版)
役職としての執筆(しゅひつ)
執筆(しゅひつ)は、右筆の別名であり、書記役にある人をいう。鎌倉時代には引付に執筆奉行が置かれており、訴訟における記録を書きとめていた。江戸時代の加賀前田氏には、家老執筆、若年寄執筆、御用所執筆、御次執筆などの役職が置かれていた。
連歌・連句における執筆(しゅひつ)
連歌・連句(連俳)における執筆(しゅひつ)は、作品に参加せず、連衆の句を書きとめてゆく係を指す。なお、場合によっては挙句一句のみを詠むことを求められることもある。
関連項目
品詞の分類
- >> 「執筆」を含む用語の索引
- 執筆のページへのリンク