ビルダーバーグ会議
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ビルダーバーグ会議の開催地
ビルダーバーグ会議は基本的に年に1回開催されている。開催前日に開催地が公式Webページにて公表される。参加者には運営委員会から招待状が届き、事前に知らされる。
- 1954年 (5月29日-31日) オランダ・オーステルベーク、ビルダーバーグホテル
- 1955年 (3月18日-20日) フランス・バルビゾン
- 1955年 (9月23日-25日) 西ドイツ・ガルミッシュ=パルテンキルヒェン
- 1956年 (5月11日-13日) デンマーク
- 1957年 (2月15日-17日) アメリカ合衆国・ジョージア州セントサイモン島
- 1957年 (10月4日-6日) イタリア・ラツィオ州フィウッジ
- 1958年 (9月13日-15日) イギリス・ダービーシャーバクストン
- 1959年 (9月18日-20日) トルコ・イスタンブール
- 1960年 (5月28日-29日) スイス・ニトヴァルデン準州ビュルゲンシュトック、パレスホテル
- 1961年 (4月21日-23日) カナダ・ケベック州
- 1962年 (5月18日-20日) スウェーデン・サルショバーデン
- 1963年 (5月29日-31日) フランス・カンヌ
- 1964年 (3月20日-22日) アメリカ合衆国・バージニア州ウィリアムズバーグ
- 1965年 (4月2日-4日) イタリア・ロンバルディア州チェルノッビオ
- 1966年 (3月25日-27日) 西ドイツ・ヴィースバーデン
- 1967年 (3月31日-4月2日) イギリス・ケンブリッジ
- 1968年 (4月26日-28日) カナダ・ケベック州モントランブラン
- 1969年 (5月9日-11日) デンマーク・ヘルシンゲル
- 1970年 (4月17日-19日) スイス
- 1971年 (4月23日-25日) アメリカ合衆国・バーモント州ウッドストック
- 1972年 (4月21日-23日) ベルギー・クノック
- 1973年 (5月11日-13日) スウェーデン
- 1974年 (4月19日-21日) フランス・オート=サヴォワ県メジェーヴ
- 1975年 (4月22日-24日) トルコ・イズミル
- 1976年 (ロッキード事件のため中止[注釈 7])
- 1977年 (4月22日-24日) イギリス・デヴォン州トーキー
- 1978年 (4月21日-23日) アメリカ合衆国・ニュージャージー州プリンストン
- 1979年 (4月27日-29日) オーストリア・バーデン・バイ・ウィーン
- 1980年 (4月18日-20日) 西ドイツ・アーヘン
- 1981年 (5月15日-17日) スイス・ニトヴァルデン準州ビュルゲンシュトック、パレスホテル
- 1982年 (5月14日-16日) ノルウェー・ヴェストフォル県サンデフィヨルド
- 1983年 (5月13日-15日) カナダ・ケベック州モンテベロ
- 1984年 (5月11日-13日) スウェーデン・サルショバーデン
- 1985年 (5月10日-12日) アメリカ合衆国・ニューヨーク
- 1986年 (4月25日-27日) イギリス・スコットランド、グレンイーグルス
- 1987年 (4月24日-26日) イタリア・ロンバルディア州チェルノッビオ
- 1988年 (6月3日-5日) オーストリア
- 1989年 (5月12日-14日) スペイン・トシャ島(オ・グローベ、ガリシア州)
- 1990年 (5月11日-13日) アメリカ合衆国・ニューヨーク州グレンコーヴ
- 1991年 (6月6日-9日) ドイツ・バーデン=バーデン
- 1992年 (5月21日-24日) フランス・エヴィアン=レ=バン
- 1993年 (4月22日-25日) ギリシア・ブリアグメニ
- 1994年 (6月2日-5日) フィンランド・ヘルシンキ
- 1995年 (6月8日-11日) スイス・ニトヴァルデン準州ビュルゲンシュトック、パレスホテル
- 1996年 (5月30日-6月2日) カナダ・オンタリオ州キングシティー
- 1997年 (6月12日-15日) アメリカ合衆国・ジョージア州レイク・レイニエ
- 1998年 (5月14日-17日) イギリス・スコットランド、ターンベリー
- 1999年 (6月3日-6日) ポルトガル、シントラ
- 2000年 (6月1日-4日) ベルギー、ブリュッセル郊外
- 2001年 (5月24日-27日) スウェーデン ステヌングスンドホテル ステヌングスンド
- 2002年 (5月30日-6月2日) アメリカ合衆国・バージニア州チャンティリー
- 2003年 (5月15日-18日) フランス・ベルサイユ
- 2004年 (6月3日-6日) イタリア・ピエモンテ州ストレーザ
- 2005年 (5月5日-8日) ドイツ・ロッタッハエゲルン
- 2006年 (6月8日-11日) カナダ・オンタリオ州オタワ郊外カナタ、ブルックストリートホテル
- 2007年 (5月31日-6月3日) トルコ・イスタンブール、リッツ・カールトンホテル
- 2008年 (6月5日-8日) アメリカ合衆国・バージニア州チャンティリー
- 2009年 (5月14日-16日) ギリシア・アテネ[5][6][7]
- 2010年 (6月3日-6日) スペイン・シッチェス ホテルドルチェ シッチェス
- 2011年 (6月9日-12日) スイス・サンモリッツ、スヴレッタ・ハウス
- 2012年 (5月31日-6月3日) アメリカ合衆国・バージニア州チャンティリー、ウエストフィールズ・マリオットホテル
- 2013年 (6月6日-6月9日) イギリス・ワットフォード、グローブホテル
- 2014年 (5月31日-6月2日) デンマーク・コペンハーゲン、マリオットホテル
- 2015年 (6月11日-6月14日) オーストリア・チロル テルフス、インターアルペン ホテル・チロル
- 2016年 (6月9日-12日) ドイツ・ドレスデン ホテル タッシェンベルクパレス ケンピンスキー
- 2017年 (6月1日-4日) アメリカ合衆国・バージニア州チャンティリー ウエストフィールズ・マリオットホテル
- 2018年 (7月7日-10日) イタリア・トリノ NHトリノ リンゴットコングレス
- 2019年 (5月30日-6月2日) スイス・モントルー ホテル・モントルー パレス
- 2020年 (COVID-19に関する一連の騒動で中止)
- 2021年 (2020年から続くCOVID-19で同じく中止)
- 2022年 (6月2日-5日) アメリカ合衆国 ワシントンD.C. マンダリン オリエンタル ワシントン DC
- 2023年 (5月18日-21日) ポルトガル・リスボン ペスターナ パレス ホテル
- 2024年 (5月30日-6月2日) スペイン・マドリード ユーロスターズ スイーツ ミラシエラホテル
注釈
- ^ 大戦後の欧州統合運動の提唱者であり、EU欧州統合運動(European Movement)、欧州評議会(The Council of Europe)の設立に尽力した。ジョゼフ・コンラッドの友人としても知られている。
- ^ ベアトリクス女王の父。1976年にロッキード事件に巻き込まれるまで、議長を務めた。
- ^ オーステルベークはマーケット・ガーデン作戦でも知られている。
- ^ ビルダーバーグ会議の名の元となった。
- ^ 第1回会議の直後、1954年8月30日にフランス議会はEDC条約の批准を否決し、欧州防衛共同体構想は実現しなかった。
- ^ David Rothkopf の著書Superclass - The Global Power Elite and the World They Are Making によると世界の60億人は6000人のエリート(The Superclass)によって統治されていると言う。世界経済フォーラムの「ダボス会議」の招待客は3000人超である。戦前のフランスでは「200家族(200家族資本)」がフランス経済を支配したと言われる。
- ^ 本来はアメリカ合衆国バージニア州ホットスプリングスのホームステッドで開催予定であった。
- ^ 1972年、デイヴィッド・ロックフェラーは日本の受け入れをオランダ王室に打診したが断られたため、ズビグネフ・ブレジンスキーに日本をメンバーとする会議を創設することを提案した(「3極委員会 新たな転機」(春原剛)日本経済新聞 2008年1月21日)。西側の「大西洋同盟重視派」が反対したとも言われている(中田安彦『ジャパン・ハンドラーズ―日本を操るアメリカの政治家・官僚・知識人たち』 日本文芸社 2005年)。参考:日本国際交流センター 三極委員会(トライラテラル・コミッション)
- ^ 米国では1936年に社会保障番号が年金制度の加入資格を持つ市民に付けられた。欧州・アジアの諸国では、1940年代~1970年に住民登録番号や国民保険番号が住民登録制度に基づき全国民に付けられた。
- ^ ジェームス・P・タッカーはJim Tucker's Bilderberg Diary(『ジム・タッカーのビルダーバーグ日記』、日本語訳未刊)等の著者、ビルダーバーグ会議の取材で知られる記者、ライター。タッカーはヴィクター・ソーン(Victor Thorn)らと同じく「アメリカン・フリー・プレス」紙(American Free Press)に寄稿している。「アメリカン・フリー・プレス」はリバティ・ロビー(Liberty Lobby) の新聞「スポットライト」の後継紙。
出典
- ^ a b “BRIEF HISTORY”. 2017年1月8日閲覧。
- ^ List of Bilderberg participants
- ^ 産経新聞朝刊 2003年6月22日
- ^ 産経新聞朝刊 2003年6月22日
- ^ The most powerful elite will meet in Athens Grreporter.info - News from Greece
- ^ 2009年の会議、ウォールストリート・ジャーナルの記事 The Elite Gather in Greece for a Not-So-Secret Meeting
- ^ 2009年の会議、タイムズ(The Times)の記事 Shadowy Bilderberg group meet in Greece — and here’s their address
- ^ デイヴィッド・ロックフェラー(楡井浩一 訳) 『ロックフェラー回顧録』 新潮社 2007年、「盛田・ロックフェラー対談」 読売新聞 1991年12月3日朝刊及びデイヴィッド・ロックフェラー、盛田昭夫『21世紀に向けて』 読売新聞社 1992年 参考:世界を動かしたロックフェラー デイヴィッド・ロックフェラー『ロックフェラー回顧録』asahi.com 書評 ロックフェラー回顧録
- ^ (『ロックフェラー回顧録』新潮社 2007年)
- ^ 世界を操る影のサミット、ビルダーバーグ会議 ナショナル ジオグラフィック
- ^ アルデン・ハッチ 『オランダ王子 H・R・H・ベルンハルト』(1962)
- ^ 日米中協力―新たな三辺関係の模索
- ^ 園田義明『最新アメリカの政治地図』 講談社 2004年
- ^ 浜田和幸『ハゲタカが嗤った日―リップルウッド=新生銀行の「隠された真実」』 集英社インターナショナル 2004年
- ^ 『SAPIO』小学館 2004年12月08日
- ^ ネオコンは中道派の別働隊だった?
- ^ 人体埋め込みチップの一種VeriChipについての記事。体内埋め込みIC「VeriChip」、“知性の領域への侵食”は許されるのか究極のテロ対策!? 人体埋め込み医療チップ「VeriChip」でセキュリティ認証
- ^ Bilderberg 1996: A close call for thwarting a scheme to partition Canada
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