ビルダーバーグ会議の参加者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 09:44 UTC 版)
「ビルダーバーグ会議」の記事における「ビルダーバーグ会議の参加者」の解説
出席者のおよそ2/3が多国籍企業ないし多国籍金融機関の経営者、国際メディア、およそ1/3が各国の政治家と言われている。毎年、アメリカから30人、欧州各国から80人、国際機関などから10人とも言われている。また、著名な大企業であっても自薦では参加者を送ることが出来ないと言われている。 ビルダーバーグ会議は、世界的影響力を持つ人物や企業、機関のエキスパートによる会議であり、そうした人物の少ない非欧米諸国からの出席者は少ない。当初は、ヨーロッパと北米間の対話促進を会議の目的として開催されたが、グローバル化等を推し進めて行くに従い、多様な国やメンバーを招待するようになっていた。欧米以外の地域からの参加者は、イラン、イラク、ニュージーランド、イスラエル、パキスタン、ベネズエラ等の国籍が確認されている。2011年のスイス・サンモリッツでの会議には中国から当時の外務次官傅瑩が参加した。また、2009年にアテネで開かれた会議には、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が参加した。 日本人や日本関係の招待は、天皇、皇族、政財界及び他の分野を含め、今まで一度も招待も確認もされていない。2009年にアテネで開かれた会議に、当時国際エネルギー機関事務局長を務めていた田中伸男が参加しているが、同機関の代表、エネルギー関係の参考人としての出席であり、日本の関係者や日本人としての参加ではない。
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