会議の目的
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 06:17 UTC 版)
「児童ポルノ流通防止協議会」の記事における「会議の目的」の解説
2009年3月に提出された総合セキュリティ対策会議の報告書において、インターネット上での児童ポルノの流通を防止するための手法として下記のような方法が提案された。 取締りを強化するための警察における態勢を強化する インターネットカフェにおける利用者の本人確認の実施 サイト(ウェブサイト)管理者等による削除 ISP(インターネットサービスプロバイダ)によるブロッキング 検索エンジンにおける元データからの削除 インターネット利用者によるフィルタリング(コンテンツフィルタリング)の活用などの手法 児童ポルノに係る情報をリスト化し、リスト上に掲載された児童ポルノに係る情報について検証等を行い、対策実施者へ提供する児童ポルノ掲載アドレスリスト作成管理団体を設置する 会議はこれらを総合してより効果の高い手段を講じ、かつ対策実施者へリストを提出する管理団体から情報を提供して全体の統制をとる体制を作り上げるための協議の場として開かれた。リスト化に関わる組織や掲載する基準などをまとめ、目安としては2010年までに児童ポルノ掲載アドレスリスト作成管理団体を立ち上げる予定。また、日本でのISPによるブロッキングの実現に向けて具体的な検討を進めるために、その技術的・法的な課題を整理していく方針である。
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