ノアザミ ノアザミの概要

ノアザミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/26 09:37 UTC 版)

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ノアザミ
Cirsium japonicum
(2008年6月、福島県会津地方
分類APG III
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
亜科 : タンポポ亜科 Cichorioideae
: アザミ連 Cardueae
亜連 : Carduinae
: アザミ属 Cirsium
: ノアザミ C. japonicum
学名
Cirsium japonicum
Fisch. ex DC.
和名
ノアザミ(野薊)
英名
Japanese thistle
亜種変種
  • カラノアザミ C. j. subsp. maackii
  • オニオオノアザミ C. j. var. diabolicum
  • トゲアザミ C. j. var. horridum
  • ミヤマコアザミ C. j. var. ibukiense
  • オキノアザミ C. j. var. okiense
  • ケショウアザミ C. j. var. vestitum

分布と生育環境

ノアザミの分布域は広く、日本北海道本州四国九州のほか[3]アジア大陸にも変種が分布する。丘陵近くの野原[4]山野草原道ばた河川敷に自生する[2][3]

特徴

多年生草本[3]の高さは60 - 100センチメートル (cm) ほどになり、上部で枝分かれする[3][4]は多形で変化があり、羽状に中裂し、縁にとげがある[3]。茎につく葉は互生し、基部は茎を抱く[5][4]。花期にも根生葉は残っている[3]

花期は初夏(5 - 8月)で[3]、アザミ属の中では咲きの特徴をもつが、まれに10月まで咲いているものも見られる。は、枝の頂に上向きに直立して頭花がつく頭状花序で、筒状花管状花)ばかりで構成され、直径は4 - 5 cmある[5][6]。花の色は紅紫色がふつうであるが、淡紫色であったり、まれに白色のものもある[5][4]。花を刺激すると花粉が出てくる[5][6]。頭花の外側にある総苞は緑色の球形で、総苞片は反り返らず、直立して先端は鋭いとげになり、背面はよく粘る[3][4]

園芸品種のドイツアザミは、本種を改良したものである[3]

栽培

夏から秋にかけて種を採取し、春に蒔く[3]。土質は特に選ばず、排水が良い土壌で日当たりを好む性質がある[3]


  1. ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)”. 2011年5月18日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 貝津好孝 1995, p. 234.
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n 馬場篤 1996, p. 88.
  4. ^ a b c d e 菱山忠三郎 2014, p. 53.
  5. ^ a b c d 『野に咲く花』、84頁。
  6. ^ a b 『花と葉で見わける野草』、36頁。


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