フジアザミとは? わかりやすく解説

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ふじ‐あざみ【富士×薊】

読み方:ふじあざみ

キク科多年草山中砂礫(されき)地に生え、特に、富士山周辺に多い。高さ約1メートル全体太く大形で、羽状裂けて多くのとげがあり、白い毛が生えている。秋、径10センチもある紫色頭状花横向きにつけ、花はアザミ類では最も大きい。根は食用。《 秋》「朝霧岩場削(そ)ぎ立つ—/秋桜子


富士薊

読み方:フジアザミ(fujiazami)

キク科多年草高山植物園芸植物


富士薊

読み方:フジアザミ(fujiazami)

キク科多年草高山植物園芸植物

学名 Cirsium purpuratum


富士薊

読み方:フジアザミ(fujiazami)

富士山周辺の山の砂場に最も多く見られるキク科多年草で、直径センチにも及ぶ大きな紫色頭状花横向き開いて美しい。根をとって食用とする

季節

分類 植物


フジアザミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 16:14 UTC 版)

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フジアザミ
丹沢山地 2009年10月撮影
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
: アザミ属 Cirsium
: フジアザミ C. purpuratum
学名
Cirsium purpuratum (Maxim.) Matsum.
和名
フジアザミ(富士薊)

フジアザミ(富士薊、学名 Cirsium purpuratum)は、キク科アザミ属多年草である。富士山周辺に多いことから「フジアザミ」と名付けられた。学名(種小名)のpurpuratumは、「紫の」という意味である。

特徴

日本産のアザミの中では最も大きな花を咲かせる種類であり、高さは20–100cm、葉は長さ30–70cmに達する。茎の先端に付く頭花の大きさは子供の拳ほど(直径5–10cm)と非常に大きい。

小花は細い筒状花で紅紫色をしており、稀に白花の個体も見られる。総苞片は紫色で、先端は鋭く尖っている。

花期は8–10月。

分布

富士山および富士山周辺の山地の山地帯~亜高山帯に分布する。砂礫地や崩壊地周辺で多く見られる。そのため基準標本は富士山のもので、日本の固有種である。

近縁種

  • シロバナフジアザミ(白花富士薊、学名 Cirsium purpuratum f.

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参考文献

関連項目



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