融資部
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東京中央銀行の融資中枢部署。東京中央銀行の企業への融資審議などをしている。同期の渡真利も調査役(後に次長)として勤務している。 倉島健太 演 - 吉永秀平 東京中央銀行本部 融資部審査グループ 調査役 → 首都圏関連企業へ出向 旧T出身。中野渡派の中堅行員。 問題を起こし、大和田派に与みしていないこともあり関連企業への出向が決まるが、大和田に土下座をして処分取り消しを嘆願する。 川原敏夫 演 - 井上肇 東京中央銀行本部 融資部審査グループ 調査役 西大阪スチールに5億円の融資審査を半沢から依頼される。 灰田雅樹 演 - 加藤虎ノ介 東京中央銀行本部 融資部審査グループ 調査役 旧S出身。大和田派で、小木曽の腰巾着。半沢を出向させるために浅野・小木曽が仕掛けた裁量臨店において検査役を務め、小木曽と共に半沢ら大阪西支店融資課メンバーを徹底的に糾弾。しかし、その異常さに気付いた半沢らが持ち物検査を行った際にカバンから風俗情報誌が見つかる。さらには小木曽の不正が発覚したことで立場を失い、半沢にこれまでの非礼を謝罪するよう迫られ、渋々謝罪する。 寺内健太郎 演 - 松永博史 東京中央銀行本部 融資部審査グループ臨店班 調査役 中立派で、灰田や加納ほど露骨ではないが、小木曽の意に沿う立場。急に決定した大阪西支店の裁量臨店の検査を担当する。 加納正明 演 - 西沢仁太 東京中央銀行本部 融資部審査グループ臨店班 調査役 中立派だが、小木曽の言いなり同然の立場。急に決定した大阪西支店の裁量臨店の検査を担当する。 福山啓次郎(ふくやま けいじろう) 演 - 山田純大 東京中央銀行本部 融資部融資管理グループ 次長(2013年版第8話 - 最終話、2020年版第8話 - 最終話) 旧S出身。「データが全て」と公言する合理主義者。「リサーチの福山」と呼ばれる。「MOF担」だったことがあり、金融庁にパイプを持っている。タブレットPCを持ち歩き情報処理している。他人の顔を殆ど見ずタブレットPCを見ながら冷淡かつ横柄に説明する場合が多い。大和田派のホープとまで呼ばれており、半沢に代わる伊勢島ホテルの担当に大和田と岸川に指名されるが、内藤が半沢の更迭に反対したので大和田が提案した模擬金融庁検査において自身と半沢どちらが伊勢島ホテル担当として適正か判断される事になる。 その模擬検査では検査官役を務め、伊勢島ホテルの経営状況から湯浅社長の能力を疑問視し「経営は人で決まる」という持論とデータで大和田の目論みである湯浅社長辞任と羽根専務社長昇格を主張。一時は半沢を追い詰めたかに見えたが、逆に半沢から羽根どころか湯浅にも会っていないことを見破られ、その弁解で岸川の意見を聞いて判断したと主張したことが仇となり、己の持論と行動の矛盾を突かれ敗北。その無様な負け姿をさらしたため大和田からも見限られてしまう。その後、岸川の命令で偽の疎開資料を作り東京中央銀行を危機に陥れようとするも、それを知った半沢に追及されて事実を吐かされた。 2020年版では箕部と東京中央銀行の接点を調べるために半沢から協力を要請された大和田の指令で、紀本の過去についての調査や箕部の融資内容が書かれたクレジットファイルを探しに動く。クレジットファイルの在りかを探るため半沢の策略で紀本に芝居を打ち、無数の資料が保管されてある書庫センターからクレジットファイルを見つけ出すことに貢献する。また、紀本の部下として不正融資に関与した灰谷の行動パターンを割り出し、定期的に訪れる飲食店で渡真利とともに待ち伏せ、遅れて到着した国税庁の黒崎とともに実態解明に協力するものの、その過程で明かされた様々な事実を大和田に報告していたことから、結果として地下5階の役員専用金庫に紀本が保管していた伊勢志摩ステートから箕部へ金が動いたことを証明できると思われた書類を大和田が盗み出す遠因を作り出してしまう。
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融資部
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お金を貸す相手を探し、貸付手続、貸した後の管理、支店からの融資の審査が主な業務内容。支店に直接赴き、与信判断が正しく行われているかチェックする裁量臨店を行うこともある。 北原(きたはら) 第5作に登場。融資部長。極めて厳格な人で、コンプライアンスにうるさい性格。 福山啓次郎(ふくやま けいじろう) 第2作に登場。融資部次長。旧T出身。伊勢島ホテルを巡って半沢と対立する。 野本(のもと) 大阪営業本部→融資部部長代理 第5作に登場。融資部部長代理。前場所が大阪営業本部で当時、宝田の部下だった。 猪口基(いのぐち はじめ) 第5作に登場。融資部調査役。顔は猪八戒とあだ名されるほど厳ついが、中身は細かい性格でひたすら重箱の隅をつつくタイプ。 川原敏夫(かわはら としお) 第1作に登場。融資部調査役。西大阪スチールに対する融資に、渋る反応を見せていたが、半沢の説得に応じ承認した。 加納真治(かのう しんじ) 第1作に登場。融資部行員。裁量臨店グループの首班。 灰田(はいだ) 第1作に登場。融資部行員。裁量臨店グループのメンバーの一人。小木曾の腰巾着で、検討会中、常に上から目線で半沢らを恫喝していた。
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