X1シリーズの系譜とは? わかりやすく解説

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X1シリーズの系譜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 01:03 UTC 版)

X1 (コンピュータ)」の記事における「X1シリーズの系譜」の解説

X1(CZ-800C/1982年11月) X1の初代機X1C・D の発売時に「マニアタイプ」あるいは「スタンダードタイプ」という愛称付けられた。本体色はローズレッド (R)スノーホワイト (W)、メタリックシルバー (S) の3色。本機種のみグラフィックRAM (G-RAM) はオプションまた、拡張I/Oポートオプションだった。価格155,000円。本体+専用ディスプレイテレビ+G-RAM合計30万円設定だった。 X1C(CZ-801C/1983年10月本体キーボード一体型で、プロッタプリンターが内蔵可能。拡張I/Oポート専用バス接続するタイプ外付けオプション用意された。愛称「アクティブタイプ」。本体色はローズレッドシルバーメタリックの2色。価格119,800円。 X1D(CZ-802C/1983年10月) 3インチFDD1基を搭載した機種。後に発売されたX1専用データレコーダー接続して頭出し制御などのコントロール本体ら行うことが出来ずテープソフトウェア使用支障来たした。キーボードはマニアタイプと同様で、カセットコントロールキーが廃されている点のみ異なる。FDCI/F仕様後期シリーズとは違い、5インチFDD増設しても動作しないソフトがあった(ハイドライドIIなど)。他にもパレットポートの実装異なりリバーヒルソフトマンハッタンレクイエムなど、画面異常な色になるソフトが多数存在した愛称「プロフェッショナルタイプ」。本体色はローズレッドシルバーメタリックの2色。価格198,000円。 X1Cs(CZ-803C/1984年7月X1Cのプロッタプリンタ用スペース拡張I/Oポートを2基内蔵したもの。本体色はローズレッドシルバーメタリックの2色。価格119,800円。 X1Ck(CZ-804C/1984年7月X1Cs漢字ROM搭載したもの。価格139,800円。 X1F1985年7月turbo開発時のノウハウフィードバックした NEW BASIC (CZ-8CB01/8FB01 V2.0) を搭載。これ以降FDD搭載モデルには漢字ROM第一水準)が標準装備された。デザイン等は微妙に異なるが、turboと同タイプ薄型キーボードになった本体色はローズレッド (R)、オフィスグレー (E) の2色。turbo発売以降初のX1であり、従来NMIリセットボタンの他、turboと同じIPLリセットボタン装備された。FDDを2台標準搭載したモデル用意されなかった。model10 (CZ-811C) : データレコーダー内蔵価格89,800円。 model20 (CZ-812C) : 5インチ (2D) FDD×1基内蔵オプションでさらに1基内蔵が可能。なお、ローズレッドFDDインジケータの色は緑。外付けFDDインターフェース搭載価格139,800円。 X1G1986年7月) 縦置き可能な筐体採用本体色はブラック (B) とオフィスグレー (E) の2色。ファミコンと同タイプのX1ロゴ付き十字型ジョイカード同梱キーボードこれまでのメカニカル方式からメンブレン方式変更FDD一台搭載というモデル用意されなかった。デジタルテロッパー内蔵X1turboシリーズ以外では初めて、ビデオ出力端子装備。model10 (CZ-820C) : データレコーダー内蔵価格69,800円。 model30 (CZ-822C) : 5インチ (2D) FDD×2内蔵X1F model20にあった外付けFDDインターフェース省かれている。価格118,000円。 X1 twin(CZ-830C/1987年12月) 「これがX1誕生5年目解答です。」というキャッチフレーズ宣伝された、X1シリーズ最終機種パソコンとしてのX1互換システムと、ゲーム用の「ホームエンターテイメントシステム」(HEシステム)を1つ機体内蔵したハイブリッド機。実質的にはX1とPCエンジン日本電気ホームエレクトロニクスから1987年10月発売された、HEシステム規格準拠したゲーム機)の一体機であるが、「PCエンジン」の名称は日本電気ホームエレクトロニクス登録商標であるため、X1 twinにおいてはあくまで「HEシステム」の名称が使われている。X1部分とHEシステム部分同時に起動でき、専用ディスプレイテレビを使用するスーパーインポーズ重ね合わせ画面を見ることができた。なお、テラドライブ違いX1部分とHEシステム部分相互アクセス連携一切できない仕組みとなっており、電源ビデオ出力共有したのみの中途半端な機種受け止められた。 5インチ (2D) FDD×1基搭載本体色はブラック (BK) のみ。価格99,800円。本体前面X1twinエンボス加工されている。キーボードロゴこれまではX1ロゴのみだったのに対しX1twinロゴ金文字プリントされている。1988年度グッドデザイン賞受賞X1C以降、C, D, F, Gと連番のようになっているが、Eは抜けている。なお、turbo発売時のOh!MZには、X1Es,X1Ekなる性能強化機種の噂情報載っている。この記事関係して混乱避けるためにEを飛ばしたか、あるいはturbo自体が「E」にあたる可能性もある。

※この「X1シリーズの系譜」の解説は、「X1 (コンピュータ)」の解説の一部です。
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