X1turboシリーズの系譜
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X1turbo(1984年10月) X1turboの初代機。本体色はローズレッドとオフィスグレーの2色で、いずれもFDD・電源ボタンとその周辺はブラック。専用ディスプレイテレビ(リモコン付き)は200ラインと400ラインの自動切換え機能を世界で初めて搭載した。model10 (CZ-850C) : データレコーダーを内蔵し、カセット版のturboBASICが付属する。標準二次記憶装置がCMTになっているだけではなく、当時のライバル機PC-8801mkII model10に価格的に対抗するため、ディスクI/F、シリアルI/F、マウスI/F、デジタルテロッパ等が削除されている。また、グラフィックRAMは48KiBになっており、オプション (CZ-8BGR2) で増設可能になっている。1983年度グッドデザイン賞受賞。価格は168,000円。 model20 (CZ-851C) : 5インチ (2D) FDD×1基内蔵。1983年度グッドデザイン賞受賞。価格は248,000円。 model30 (CZ-852C) : 5インチ (2D) FDD×2基内蔵。1983年度グッドデザイン賞受賞。価格は278,000円。 X1turbo model40(CZ-862C/1985年7月) X1turbo model30からテレビ制御関係の機能を削除してコストダウンを図ったビジネス仕様機。本体色はオフィスグレーのみで、FDD・電源ボタンとその周辺も同色となった。システムユーザー辞書同梱。1983年度グッドデザイン賞受賞。価格は258,000円。 X1turbo II(CZ-856C/1985年11月) X1turbo model30と同仕様の廉価モデル。本体色は限定色のブラックとオフィスグレーの2色。本体背面インターフェースの配置がturboと微妙に異なる。また,スピーカーの位置が本体下部から本体左側面へ移された。日本語百科ワードパワーとターボ博士レキシコンを同梱。価格は178,000円。turbo II用第二水準漢字ROMが同時発売された。 X1turbo III(CZ-870C/1986年11月) turbo IIのFDDを2HD / 2D両対応に変更したモデル。本体前面のデザインがturboZ同様の物に変更された。JIS第2水準漢字ROMを標準搭載する。本体色はブラックとオフィスグレーの2色。システムユーザー辞書を同梱。FDDのインジケーターランプは2Dモード時がこれまでと同じ赤、2HDモード時がグリーンだった。価格は168,000円。
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