Wii Musicとは? わかりやすく解説

Wii Music

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/02 23:20 UTC 版)

Wii Music
ジャンル 音楽ゲーム
対応機種 Wii
開発元 任天堂
発売元 任天堂
人数 1 - 4人
メディア Wii用12cm光ディスク
発売日 2008年10月16日
2008年10月20日[1]
2008年11月1日
2008年11月13日
2008年11月14日
2009年12月10日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
PEGI: 3+
OFLC: G(General)
デバイス Wiiリモコン
ヌンチャク
バランスWiiボード 対応
売上本数 42万本
286万本[2]
その他 ニンテンドーWi-Fiコネクション対応
WiiConnect24対応
Mii対応
Touch! Generations
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Wii Music』(ウィー・ミュージック)は、2008年10月16日任天堂が開発・発売したWii専用ゲームソフト。アメリカでは同年10月20日、ヨーロッパでは同年11月14日に発売。

概要

Wiiリモコンの特徴を生かして、66種類以上の楽器を実際の奏法に近い動きでプレイでき、楽器の演奏を疑似体験することで手軽に音楽を楽しめる。いわゆる音楽ゲームであって、リズム譜(一線譜)を表示させることも可能であるが、どのように操作してもゲーム側から音階が自動調整され音程を外すことがないため、プレイヤーが「間違わない」ようになっている。キャッチフレーズは「誰にでも音楽を奏でる感動を」。

楽曲はクラシック童謡民謡ポピュラー音楽、任天堂のゲーム音楽などの52曲が収録されている。一曲のそれぞれのパートを演奏して編曲することができる他、多人数で同時に4パートまでのセッションが可能[3]似顔絵チャンネルで作成したMiiに対応しており、登録したMiiを自分のプレイヤーとして使用することができる。演奏の内容はミュージッククリップとして記録され、他のプレイヤーとニンテンドーWi-Fiコネクションを通して共有することができる。

Wii専用ソフトの「Touch! Generations」シリーズの一つで、Wiiの発表時点でタイトルや構想は発表されていた。コンセプトを考案した宮本茂は「ゲームでも楽器でもないものを作ってしまった」[4]、「新しい楽器のようなもの」[5]と発言。ゲームの製作には戸高一生永田権太峰岸透横田真人、長田潤也、渡邊貴宏近藤浩治をはじめとした数多くの任天堂の音楽スタッフが携わっている[6][7]

Wii Sports』、『Wii Fit』に続くWii第3のキラーソフトとして期待されたが[8]、初週売り上げは約10万本[8]、累計売り上げも約40万本(2009年1月末時点)[9]と前述の2タイトルに比べて伸び悩み、ロングセラーソフトにはならなかった。岩田聡社長は本作に対して「面白さ、わかりやすさをうまく伝えることができなかった」[9]、「もし本作と『街へいこうよ どうぶつの森』が売れ続けていれば、2009年前半の失速も免れただろう」[10]と語っている。また、本作に対する評価は非常に大きく二分しているという[9][11]

演奏できる楽器

ピアノ系

ギター系

トランペット系

フルート系

ヴァイオリン系

打楽器系

掛け声・鳴き声

その他

演奏できる楽曲

クラシック

スタンダード

ポピュラー

ゲーム

ミニゲーム

なりきりオーケストラ
Wiiリモコンをタクトに見立てて操作し、オーケストラを指揮する。指揮できる楽曲は5曲で、「(「四季」より)」はこのモード専用。
合わせてハンドベル
流れてくる楽譜に合わせてタイミング良くハンドベルを振る。多人数同時プレイもできる。演奏できる楽曲は5曲で、「ぶんぶんぶん(ドイツ民謡)」はこのモード専用。
音感マッサージキキミミ
音感に関する問題に解答するクイズモード。
ドラムレッスン
バランスWiiボードバスドラムハイハットシンバルに見立てて行う。バランスWiiボードがなければプレイできない。(ドラムモードからプレイ可能)

関連項目

脚注

外部リンク


「Wii Music」の例文・使い方・用例・文例

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