特徴的な操作方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 06:51 UTC 版)
Wiiリモコンは直感的なビデオゲームの遊び方を実現している。これまでのボタン操作に替わり、コントローラそのものを実際に動かすことでのゲーム操作を実現した(Wiiリモコンから全くボタンが排除されたわけではない)。コントローラを様々なものに見立てて動かすことは、従来のボタン操作より見た目にも分かりやすく、直感的な操作感覚をもたらした。これは、両手操作でボタン数も増えた従来のコントローラでは初心者が恐れをなしてゲームに触れる前から敬遠してしまう、という判断に基づくものである。 具体的な操作方法は、 Wiiリモコンをテニスのラケットや剣に見立てて振る(『Wii Sports』、『ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔』など)。 指揮棒に見立てて強弱をつけながら上下左右に振る(『Wii Music』)。 横に持ち自動車のハンドルに見立てて左右に回転させる(『エキサイト トラック』、『マリオカートWii』)。 拳銃や弓矢に見立てて画面の一点を狙う(『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』、『レッドスティール』、『バイオハザード4 Wiiエディション』など)。 ビリヤードのキューのように、押したり引いたりする事により前後に反応する。 このように、コントローラを様々なものに見立てて実際に動かすことで、従来のような複雑なボタン操作をしなくても、ビデオゲームを遊ぶことができる。 この操作方法を実現しているのは、Wiiリモコンに実装されたCMOSセンサー(赤外線)、および傾きや動きの変化を検出する3軸加速度センサである。
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