VMS関係者・患者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 22:46 UTC 版)
「救命戦士ナノセイバー」の記事における「VMS関係者・患者」の解説
因果 悟 声 - 岩男潤子(アニメ) ハッカー。快楽主義者のような性格の持ち主で、当初はその能力を生かして外部よりバーチャル人体に潜入、ナノセイバー達に挑戦を仕掛けてきた。しかし、恵から行動を強く叱咤されたことをきっかけに、以降は恵に惚れる形で次第にナノセイバーの活動に付いていくようになる(ただし、徹がジャックインした患者の行動記録を調べようとした際など、サイバースペースの不文律(自由)を侵す行為に対してはハッカーとしてそれを妨害している)。なお、LSTR-AV使用時は実体のない姿(データ)だけの存在となり物質に触れることが不可能になってしまうため、一時期それに苦悩したこともあった。作中では「恵に好意を寄せる少年」として表現されていたが、アクセス者が女性であるかのような言動や、人間ではなく人工知能プログラムであるかのような発言もみられた。 恵子 声 - くまいもとこ(アニメ) 五臓の基となったプログラムをベースにして、悟が作成したナビゲーションプログラム。恵をモデルとしていたため、最初のうちは恵から嫌われてしまっていたが、終盤では恵にも理解され悟のアシストとして大いに活躍を見せる。 谷村沙織 演 - 小田木美恵(実写)/ 声 - 勝生真沙子(アニメ) 1999年1月19日生まれ。バーチャルブレイン理論の立案者でありナノセイバーの生みの親。バーチャルブレイン理論を応用し永遠に自分の意思が存在し続けるという形の不死を願った。その一端として自らの人格をベースに自分のコピーとして五蔵を開発。バーチャル人体を利用したLSTRを開発するも、その後ナノセイバー計画を離脱、行方不明になっていた。自らの夢の実現のために誤った形の不老長寿を望み、闇医者による自身のクローンへの脳移植を繰り返していたが、闇医者の策略と物理的な脳寿命が原因で、VMSに患者として運び込まれてくる。 NO-108 声 - 坂口候一 谷村沙織のナビゲーションコンピュータ。全身の激痛を訴える沙織をVMSに移送するように依頼した。 市村アキオ 火星地質学者。火星植民ステーションで調査を行なっていたが、その身体は植民ステーションを全滅させた、RNA火星生命体によると思われる、肉体が融解する奇病に侵されていた。 下目黒博士 演 - 川久保潔(実写) 有名な寄生虫学者にして、五蔵の古くからの友人。体内で育てていたヒト回虫が免疫強化ナノマシンに駆除されそうになったため、ナノセイバーにその保護を依頼してきた。 安土桃子 演 - 小野寺啓子(実写)/ 声 - 佐久間レイ(アニメ) 葛西海洋生物センターの研究員で、ロップにとって母親のような存在。妊娠7か月の身だったが、勤務中に原因不明の昏睡状態に陥りVMSに担ぎ込まれた。 天川友希 演 - 山口明寿香(実写)/ 声 - 小林優子(アニメ) 少女の姿をしているが、実は体内に送り込まれたエターナリアンの活動により老化を食い止められている。名を変え場所を変え、そして時を越え、幾度の別れを繰り返しながら、1万年もの間、独りいろいろな時代を過ごしてきた。いつまでも一人長く生きてしまうことによる孤独さゆえか名前には全て「友」の字が入っている。やがてナノセイバーらによって、エターナリアンにより封印されてきた彼女の記憶が解き放たれ、自らの真の役割が何であったかを知らされた時、その重過ぎる悲しみと共に、全てを破壊に導いてしまう。 しかし、亜美と徹達の説得やケイの命を懸けた治療などで心を開き、さらに自分と同じようにエターナリアンの活動により1万年も生きていた人々がいたことによって生きる希望を見出すことが出来た。エンディングで遥かな未来で彼等の記念碑に花を手向けに行っている。
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