VMDPとは? わかりやすく解説

VMDP

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 20:35 UTC 版)

SUSE Linux Enterprise」の記事における「VMDP」の解説

VMDP (SUSE Linux Enterprise Virtual Machine Driver Pack) は、SLESハイパーバイザーとした際に、完全仮想化された Windows仮想環境上での、ディスクIOネットワークパフォーマンスを向上させ、ハイパーバイザーからのシャットダウンポーズなどの動作実現するための準仮想化ドライバである。 Xen準仮想化では、ホストOS(Dom-0) とゲストOS(Dom-U) のカーネルそれぞれパッチ当てる必要があるWindows のようなプロプラエタリなオペレーティングシステムでは困難である。完全仮想化する必要がある。 VMDPは、Windowsブロックデバイスネットワークホストからのシャットダウン制御を行うWindowsデバイスドライバとして、デバイス抽象化準仮想化させている。VMDP を搭載した SUSE Linux Xen 上の Windows は、ベアメタルに近いパフォーマンス仮想化環境実行できるSUSE Linux Enterprise 11 SP2 より KVM が公式にサポートされたため、VMDP 2.0 以降Kernel-based Virtual Machine (KVM) 環境でも最適に動作する。これにより Windows ゲストOS容易に XenKVM との間の移行が簡単となる。

※この「VMDP」の解説は、「SUSE Linux Enterprise」の解説の一部です。
「VMDP」を含む「SUSE Linux Enterprise」の記事については、「SUSE Linux Enterprise」の概要を参照ください。

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