VMXという動作モードの追加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/14 08:09 UTC 版)
「インテル バーチャライゼーション・テクノロジー」の記事における「VMXという動作モードの追加」の解説
i386以降の32ビットOSでは通常、リング0でカーネル等が動作するが、仮想マシンモニタはそれより高い特権モードで動作させることが望まれる(VT支援がない場合、カーネルをリング1で動作させる方法も取られた)。このため、リング0-3とは独立して、VMX rootとVMX non-rootという動作モードを新たに設けた。VMX rootモードで仮想マシンモニタを動作させ、VMX non-rootモードでゲストOSを動作させる。ゲストOSで仮想化に影響のある命令が発行された場合、VMX rootモードに遷移し、仮想マシンモニタは適切な処理を行うことになる。
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