The_KLFとは? わかりやすく解説

KLF

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 04:59 UTC 版)

The KLF(ザ・ケイエルエフ)は、イギリスのビル・ドラモンドとジミー・コーティの2人からなるハウス・ユニット。 ユニット名について決定版と言える説明がなされたことはないが、「Kopyright Liberation Front」(著作権解放戦線)[1] や「Kings of the Low Frequencies」(低周波の王)の頭文字など、様々な説明が伝えられてきた。


  1. ^ Strong, Martin C. (1999) The Great Alternative & Indie Discography, Canongate, ISBN 0-86241-913-1, p. 356
  2. ^ ゴンのすけ. “2001年全作品”. 空耳アワーアップデート. 2016年9月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月21日閲覧。


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The KLF

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 18:53 UTC 版)

KLF」の記事における「The KLF」の解説

1988年リリースされシングルBurn the Bastards/Burn the Beat」からThe KLF名義活動始める。 1988年に「What Time is Love?」、1989年に「3 A.M. Eternal」「Last Train to Trancentral」を出す。いずれもPure Trance Original」(基本インストゥルメンタル一部コーラス加えられている)としてリリースされており、のちにリミックスされ(後述代表曲となる。 1989年、The KLFのファースト・アルバム兼、The JAMsThe Timelordsベスト・アルバムShag Times』をリリース続いて映画『The White Room』(未完成)とそのサウンドトラック『The White Room』のアルバムを出す。その後シングルKylie Said To Jason」を発表ペット・ショップ・ボーイズ風に作ったこの曲は、カイリー・ミノーグジェイソン・ドノヴァンデュエットヒット曲Especially For You」を出していたり、昼ドラ出ていたりしたことをモチーフに、この映画制作費を稼ぐためにリリースしたが、全英チャート100以内入らず最高位102位)、大きなヒットにはならなかった。またこの年NEONの「No Limits」など「What Time is Love?」をカバーした曲が多数あることを知った彼らはこの曲を再リリースするとともに、この曲のカバー集めた『The "What Time is Love" Story』をリリースする1990年シングルLast Train to Trancentral (Pure Trance 5)」を2000限定出し、さらに初のアンビエント・アルバム『Chill Out』を出す。他にもこのアルバムから「Madrugada Eterna」のクラブ・リミックスや「What Time is Love?」の新リミックス、またジュラ島撮影された何も起こらないビデオWaiting』などもリリースしている。また、ジミー・コーティはジ・オーブアレックス・パターソンコラボレーションし、Space名義アルバムSpace』を発表している。 翌年1991年には映画『The White Room』のサウンドトラックであったアルバム『The White Room』をアレンジし再リリースPure Tranceヴァージョンリミックスした「スタジアム・ハウス三部作」と呼ばれる「What Time is Love?Live At Trancentral)」「3 A.M. EternalLive At The S.S.L.)」「Last Train to Trancentral(Live From The Lost Continent)」等を収録(但し、「Last Train to Trancentral」はアメリカ版日本版以外は別のヴァージョン収録)。この内シングル化された「What Time is Love? (Live at Trancentral)」は全英チャート5位、「3 A.M. Eternal (Live at S.S.L.)」は全英1位、全米5位、「Last Train to Trancentral (Live from the Lost Contient)」は全英2位ヒットとなった。なおこの「スタジアム・ハウス三部作」はそのサブタイトル聞こえてくる歓声からライブ・レコーディングされたような感を受けるが、実際にスタジオだけで制作され架空ライブ・ヴァージョンであり、聞こえてくる歓声U2アルバム魂の叫び』などのライブ音源からサンプリングされたものである。 そしてこの年10月その1年前に「King of Low Frequency名義リリースされていたシングルIt's Grim Up North」をThe JAMs名義再度リリースThe JAMs名義では最大ヒットとなる。続いてアメリカカントリー・ミュージック歌手タミー・ウィネットビル自身大ファンだったらしい)をフィーチャリングしたシングルJustified and Ancient」をリリース。『The White Room』に収録していたものアレンジしたこの曲は全英チャート2位ヒット記録。そして、「What Time is Love?」をハードロックアレンジし、元ディープ・パープルグレン・ヒューズフィーチャリングした「America:What Time is Love?」をリリースし全英4位を記録。しかし、タイトル通りアメリカ向けに作ったこの曲は、全米チャート57位と不発であった。だが、1992年日本深夜放送されていた音楽番組BEAT UK』(フジテレビ)では、シングル・チャートNo.1獲得した1992年イギリスブリット・アワーズにおける、受賞後パーティ演奏中にビル客席向かって空砲撃ち、さらに催されホテルの外に「私はあなたのために死にました、どうぞ召し上がれと書いた紙を貼り付けた羊の死体放置し会場を去る。その言葉通り同年5月13日音楽雑誌NME引退広告掲載してKLF解散しThe JAMsThe Timelords名義のものも含めすべてのレコード廃盤とした。

※この「The KLF」の解説は、「KLF」の解説の一部です。
「The KLF」を含む「KLF」の記事については、「KLF」の概要を参照ください。

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