TECHNODON REMIXS Iとは? わかりやすく解説

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TECHNODON REMIXES I

(TECHNODON REMIXS I から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/29 14:30 UTC 版)

『TECHNODON REMIXES I』
YMO[注釈 1]リミックス・アルバム
リリース
ジャンル エレクトロニック
レフトフィールド
エレクトロ
テクノ
時間
レーベル EASTWORLD/東芝EMI
チャート最高順位
YMO[注釈 1] アルバム 年表
テクノドン
1993年
TECHNODON REMIXES I
1993年
TECHNODON REMIXES II
1993年
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TECHNODON REMIXES I』(テクノドン・リミクシーズ・ワン)は、YMO[注釈 1]リミックス・アルバム1993年6月9日EASTWORLD/東芝EMIよりリリースされた。

制作

1993年6月10日と11日に開催された東京ドーム公演直前にリリースされた本作は、同年に発表されたオリジナル・アルバムテクノドン』に収録されている楽曲から、4曲を抜粋してリミックスされた作品となっており、テイ・トウワGOH HOTODAフランソワ・カーボキャン英語版の3人が担当した。

同年の7月14日には、次作『TECHNODON REMIXES II』がリリースされた。

リリース

1993年6月9日東芝EMIのEASTWORLDレーベルよりCDでリリース。

2020年4月22日に本作と『TECHNODON REMIXES II』をSHM-CD 1枚にコンパイルした『TECHNODON REMIXES I&II』として、デジタルリマスターが施され再リリース[2]2024年12月11日よりサブスクリプション配信されているアルバムもこの仕様となっている。

批評

専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典 評価
CDジャーナル 否定的[3]
  • 音楽情報サイト『CDジャーナル』では、リミックスに関して「同一の素材を使ってもミックスが異なれば、それぞれがオリジナルとして成立しちゃうというか“頼りなさ”もテクノの宿命?」と否定的に評価している[3]

収録曲

# タイトル 作詞 作曲 リミックス 時間
1. POCKETFUL OF RAINBOWS(HEAVY RAINBOW MIX) フレッド・ワイズ英語版ベン・ワイズマン英語版
日本語訳:湯川れい子
フレッド・ワイズ、ベン・ワイズマン テイ・トウワ
2. BE A SUPERMAN(HUMAN ANIMAL MIX) 坂本龍一高橋幸宏 坂本龍一、高橋幸宏 テイ・トウワ
3. FLOATING AWAY(VOLTAGE UNLIMITED MIX) ウィリアム・ギブスン 坂本龍一、高橋幸宏 テイ・トウワ
4. NOSTALGIA(JEUX DE MIXAGE)   坂本龍一 GOH HOTODAフランソワ・カーボキャン英語版
合計時間:

曲解説

  1. POCKETFUL OF RAINBOWS (HEAVY RAINBOW MIX)
    テイ・トウワによるリミックス。
  2. BE A SUPERMAN (HUMAN ANIMAL MIX)
    テイ・トウワによるリミックス。
  3. FLOATING AWAY (VOLTAGE UNLIMITED MIX)
    テイ・トウワによるリミックス。
    キーボードに、坂本龍一が参加している。
  4. NOSTALGIA (JEUX DE MIXAGE)
    GOH HOTODAフランソワ・カーボキャン英語版によるリミックス。
    イントロピアノは、クロード・ドビュッシーの「沈める寺(前奏曲集第1巻)」が使用されている。

スタッフ・クレジット

YMO

レコーディング・メンバー

  • テイ・トウワ - リミックスポストプロダクションキーボードドラム(「POCKETFUL OF RAINBOWS (HEAVY RAINBOW MIX)」、「BE A SUPERMAN (HUMAN ANIMAL MIX)」、「FLOATING AWAY (VOLTAGE UNLIMITED MIX)」)、ミックスダウン
  • GOH HOTODA - プロデュース・リミックス(「NOSTALGIA (JEUX DE MIXAGE)」)
  • フランソワ・カーボキャン英語版 - プロデュース・リミックス(「NOSTALGIA (JEUX DE MIXAGE)」)
  • ルイ・ヴェガ英語版 - キーボード(「BE A SUPERMAN (HUMAN ANIMAL MIX)」)
  • 坂本龍一 - キーボードソロ(「FLOATING AWAY (VOLTAGE UNLIMITED MIX)」)
  • SHUNJI MORIWAKI - キーボード、ドラム(「BE A SUPERMAN (HUMAN ANIMAL MIX)」)
  • フィリップ・セス - アコースティック・ピアノ、キーボード
  • 明石昭夫 - プログラミング(「NOSTALGIA (JEUX DE MIXAGE)」)

スタッフ

  • ジェニファー・モナー - アシスタント・エンジニア
  • クリス・ゲーリンジャー英語版 - マスタリング・エンジニア
  • ロバート・バーグマン=アンガー - アートデザイン

リリース履歴

No. 日付 国名 レーベル 規格 規格品番 最高順位 備考
1 1993年6月9日 日本 EASTWORLD/東芝EMI CD TOCT-8050 18位 初回プレスのみ特殊パッケージ仕様
2 2020年4月22日 ユニバーサルミュージック SHM-CD UPCY-7669 - 本作と『II』をまとめた『TECHNODON REMIXES I&II』としてのリリース

関連項目

脚注

注釈

  1. ^ a b 実際にはYMOの文字の上に×

出典

  1. ^ TECHNODON REMIXES 1 | YELLOW MAGIC ORCHESTRA”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2023年4月1日閲覧。
  2. ^ “YMOデビュー40周年企画で「TECHNODON」再発、リミックスやライブ盤も同時に”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年3月31日). https://natalie.mu/music/news/373524 2023年3月30日閲覧。 
  3. ^ a b YMO / テクノドン・リミックス [廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2023年4月1日閲覧。

外部リンク




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