async
「async」の意味・「async」とは
「async」は、英語の単語であり、"asynchronous"の省略形である。"asynchronous"は、同時性や同期性がないことを指す。コンピュータ科学の分野では、「async」は非同期の処理や動作を指すことが多い。非同期処理とは、一つの処理が終わるのを待たずに次の処理を開始することで、複数の処理を並行して行うことが可能となる。「async」の発音・読み方
「async」の発音は、IPA表記では/ˈeɪsɪŋk/となる。IPAのカタカナ読みでは、「エイシンク」となる。日本人が発音するカタカナ英語では、「エイシンク」が近い。「async」の定義を英語で解説
"Async" is an abbreviation of "asynchronous", which refers to the lack of simultaneity or synchronization. In the field of computer science, "async" often refers to asynchronous operations or processes. Asynchronous processing is a method where the next process is started without waiting for one process to finish, allowing multiple processes to be performed in parallel.「async」の類語
「async」の類語としては、「non-synchronous」、「unsynchronized」、「out of sync」などがある。これらの単語も非同期性を表す。「async」に関連する用語・表現
「async」に関連する用語としては、「callback」、「promise」、「async/await」などがある。これらは非同期処理を行う際に使用されるプログラミングの概念である。「async」の例文
1. Use async processing to improve performance.(非同期処理を用いてパフォーマンスを向上させる)2. The async function does not block the main thread.(非同期関数はメインスレッドをブロックしない)
3. Async programming can be complex.(非同期プログラミングは複雑であることがある)
4. The async keyword is used to create an asynchronous function.(非同期関数を作成するためにasyncキーワードが使用される)
5. Async operations allow for better resource utilization.(非同期操作によりリソースの利用が向上する)
6. The async method returns a promise.(非同期メソッドはpromiseを返す)
7. The async attribute is used in HTML to load scripts asynchronously.(非同期にスクリプトを読み込むためにHTMLではasync属性が使用される)
8. Async I/O is a form of input/output processing.(非同期I/Oは入出力処理の一形態である)
9. The async and await keywords are used together in JavaScript.(JavaScriptではasyncとawaitキーワードが一緒に使用される)
10. Async tasks can run in the background.(非同期タスクはバックグラウンドで実行することができる)
Async
async
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/16 14:42 UTC 版)
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『async』 | ||||
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坂本龍一 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | 現代音楽、実験音楽、環境音楽、前衛音楽、ノイズミュージック | |||
時間 | ||||
レーベル | commmons | |||
プロデュース | 坂本龍一 | |||
チャート最高順位 | ||||
坂本龍一 アルバム 年表 | ||||
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『async』(アシンク[3])は2017年3月29日にcommmonsから発売された坂本龍一のオリジナル・アルバム。
解説
前々作『アウト・オブ・ノイズ』以来、オリジナル・アルバムとしては8年ぶり。
本作は坂本龍一のドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』に描かれているように「非同期な音楽を作る」目標の下に制作。アルバムタイトルも「非同期」を意味する「asynchronization」の略称から採用している[4]。
2010年代を掛けて普及してきたハイレゾ再生環境に対応するために、これまで使用してきた数多くのデジタル機材を撤廃し、アナログ機材を中心としたシンプルな制作環境で制作されている。元は「架空の映画のサウンドトラック」というコンセプトがあり[5]、一度は作り上げるも、2014年に坂本が中咽頭癌に罹患。治療と療養を経て回復すると、すべて作り直された[4]。
2016年12月29日、坂本の公式サイトに「Ryuichi Sakamoto: SN/M比 50%」のメッセージを掲載[6]。翌年2月17日、本作の特設サイトを開設し、そこで「あまりに好きすぎて、誰にも聴かせたくない」という坂本の意向と、それにともなう事前の音源公開を一切行わない旨を表明。さらに坂本の足跡を辿る「予習」と、各界著名人によるニューアルバムの「予想」を公開した[7]。
本作発売直後の2017年3月31日、J-WAVEの自身の番組「RADIO SAKAMOTO」の特番として「J-WAVE SPECIAL RADIO SAKAMOTO EXTRA 〜坂本龍一ニューアルバム『async』緊急生試聴会〜」を放送。ラジオにてアルバムの全容を公開した[8]。
4月4日 - 5月28日、ワタリウム美術館にて「Ryuichi Sakamoto|async 設置音楽展」を開催。本作の5.1チャンネルサラウンドミックス版を、高谷史郎の映像とともに鑑賞するフロアや、アピチャートポン・ウィーラセータクンによる短編映像などで構成された[9]。また、美術館の1階では来訪者が付箋にてコメントを寄せられ、その抜粋である「解読」と、一部コメントに対する坂本の「返信」が、本作特設サイトに掲載された。
4月25・26日、ニューヨーク・パークアベニュー・アーモリーにて、本作収録曲を演奏するライヴを開催。後にその模様を編集した映画『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK : async』が、翌2018年1月27日より公開された[10]。
イギリスの『FACT』誌がThe 50 best albums of 2017の1位に本作品を選んだ[11]。
収録曲
全作曲:坂本龍一
CD
- andata
- disintegration
- solari
- ZURE
- walker
- stakra
- ubi
- fullmoon
- async
- tri
- Life, Life
- honj
- ff
- garden
アナログ盤
12インチ重量盤2枚組。CD未収録のボーナス・トラック「water state 2」を収録。当初はCDと同時発売予定だったが、制作進行の都合により5月17日発売となった。
- andata
- disintegration
- solari
- ZURE
- walker
- stakra
- ubi
- fullmoon
- async
- tri
- Life, Life
- honj
- ff
- garden
- water state 2
脚注
出典
- ^ “坂本龍一『async』のアルバムページ”. recochoku.jp. 2022年12月20日閲覧。
- ^ “async|坂本龍一|ORICON NEWS”. オリコン. 2018年5月4日閲覧。
- ^ 坂本龍一自身の発音:「「同期」しない音楽とは?── 坂本龍一 ✕ 鈴木正文 トークショー 第1話 - YouTube」から坂本龍一自身が発音してる箇所へのリンク(64秒のあたり)
- ^ a b “坂本龍一、新作『async』を語る──「いちばんわがままに作った”. GQ JAPAN. コンデナスト・ジャパン (2017年5月11日). 2023年1月6日閲覧。
- ^ 畠中実 (2017年5月17日). “坂本龍一『async』 バッハにもアルテミエフにも聴こえる楽曲など、音の空間性を強調して作り上げられた新たな空間/設置音楽”. Mikiki. タワーレコード#タワーレコード株式会社(日本フランチャイジー)タワーレコード株式会社. 2023年1月6日閲覧。
- ^ “坂本龍一オフィシャルサイトに謎のメッセージ”. 音楽ナタリー (2016年12月29日). 2018年5月4日閲覧。
- ^ “坂本龍一8年ぶりアルバムは発売日まで内容一切不明「好きすぎて誰にも聴かせたくない」”. 音楽ナタリー (2017年2月17日). 2018年5月4日閲覧。
- ^ “坂本龍一の好きすぎて聴かせたくないアルバム、J-WAVE生放送で公開試聴会”. 音楽ナタリー (2017年3月28日). 2023年1月6日閲覧。
- ^ “坂本龍一 - ワタリウム美術館”. ワタリウム美術館. 2018年5月4日閲覧。
- ^ “坂本龍一「async」NYライブの模様を劇場公開、プレミア上映も実施”. 映画ナタリー (2017年10月3日). 2018年5月4日閲覧。
- ^ “The 50 best albums of 2017” (2017年12月20日). 2018年12月10日閲覧。
外部リンク
- Asyncのページへのリンク