メリットと批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 15:31 UTC 版)
「Async/await」の記事における「メリットと批判」の解説
Async/awaitパターンをサポートする言語の大きな利点は、非同期の非ブロッキングコードを最小限のオーバーヘッドで記述でき、従来の同期ブロックコードとほとんど同じように見えることである。特にawaitは、メッセージパッシングプログラムで非同期コードを記述する最良の方法であると主張されてきた。特に、ブロッキングコードに近いため、読みやすさと定型コードの最小量が利点として挙げられた 。その結果、async/awaitを使用すると、ほとんどのプログラマーがプログラムについて推論しやすくなり、awaitは、それを必要とするアプリケーションでより優れた、より堅牢なノンブロッキングコードを促進する傾向がある。このようなアプリケーションは、グラフィカルユーザインタフェースを提供するプログラムから、ゲームや金融アプリケーションなど、非常にスケーラブルなステートフルなサーバー側プログラムまでさまざまである。 awaitが批判されるときには、awaitは周囲のコードも非同期になる傾向があることがしばしば指摘される。一方で、このコードの伝染性(「ゾンビウイルス」と比較されることもある)はあらゆる種類の非同期プログラミングに固有であると主張されてきたため、この点に関してはawaitだけに特有のものではない。
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