ウィンター・ライヴ1981とは? わかりやすく解説

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ウィンター・ライヴ1981

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/24 09:25 UTC 版)

ウィンター・ライヴ1981
イエロー・マジック・オーケストラ の コンサート・ツアー
場所 日本
関連アルバム BGM
テクノデリック
初日 1981年11月24日 (1981-11-24)
最終日 1981年12月27日 (1981-12-27)
行程 1
公演数 14
イエロー・マジック・オーケストラ ツアー 年表
FROM TOKIO TO TOKYO
(1980年)
ウィンター・ライヴ1981
(1981年)
1983 YMOジャパンツアー
(1983年)

ウィンター・ライヴ1981(Winter Live ~)とは、日本の音楽グループ「イエロー・マジック・オーケストラ」(以下、YMO)が1981年に行った、2度目の国内ツアーの名称。

解説

  • 演奏された楽曲は、同年に発売された『BGM』と『テクノデリック』からのものが中心である。それ以前の楽曲は、アンコールで「テクノポリス」「ライディーン」が演奏された。ツアーの途中からは「コズミック・サーフィン」、ツバキハウスでは「中国女」と無題の即興曲も演奏されている。
  • テクノポリス」では、ボコーダーで演奏される「TOKIO」という部分を各公演地の名前に置き換えて、拡声器(またはメガホン)で叫んでいた。(東京公演では従来の「TOKIO」ではなく「東京」であった)
  • 坂本龍一は、「新舞踊」ではギターを、「キュー」でドラムを演奏している。
  • 本ツアーを最後に、YMOは1年間の活動休止期間に入る。
  • ステージ・デザインは、奥村靫正が担当し、ADC賞を受賞した。
  • 新宿コマ劇場公演では、「体操」が2回演奏され、2回目の演奏時に体操服姿のダンサーたちによるパフォーマンスが行われた[1]
  • スティーヴ・ライヒの「4台のオルガン」を手本にした、通称「LOOP」と呼ばれている未発表曲が演奏されている[2]。 既発の同名CDでは少しだけ聴くことができる。

公演

日付 都市 会場
1981年11月24日 仙台 宮城県民会館
1981年11月26日 盛岡 岩手県民会館
1981年11月27日 広島 広島県郵便貯金ホール
1981年11月29日 大阪 フェスティバルホール
1981年11月30日
1981年12月1日 名古屋 名古屋市民会館
1981年12月2日[注 1] 京都 京都大学西部講堂
1981年12月7日 札幌 北海道厚生年金会館
1981年12月16日 福岡 福岡サンパレス
1981年12月18日 金沢 金沢市観光会館
1981年12月22日 東京 新宿コマ劇場
1981年12月23日
1981年12月24日
1981年12月27日[注 2] ツバキハウス

サポートメンバー

音源

映像版・アルバム版には「バレエ」「マス」「京城音楽」「手掛かり」「体操(2回目音源)」「テクノポリス」「ライディーン」が収録されていないが、音源がCDやDVD-ROMなどに収録されている。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 告知のみ、実際は公演中止
  2. ^ 1日2公演

出典

  1. ^ 『コンパクトYMO』(徳間書店、1998年)p.89。
  2. ^ 田中雄二『電子音楽 in JAPAN』アスペクト、2001年

関連項目





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