ウィンダミアとは? わかりやすく解説

ウィンダミア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/31 23:02 UTC 版)

ウィンダミア

本街道
ウィンダミア
カンブリアにおけるウィンダミアの位置
人口 8,245人 (2001)
英式座標
SD4198
教区
  • ウィンダミアタウン
非都市ディストリクト
  • サウス・レイクランド英語版
シャイア・カウンティ
リージョン
構成国 イングランド
イギリス
郵便地域 WINDERMERE
郵便番号 LA23
市外局番 015394
警察 カンブリア
消防 カンブリア
救急医療 ノース・ウェスト
欧州議会 ノース・ウェスト・イングランド
英国議会
  • ウェストモーランド・アンド・ロンズデール英語版
場所一覧
イギリス
イングランド
カンブリア
北緯54度22分46秒 西経2度54分22秒 / 北緯54.3794度 西経2.9061度 / 54.3794; -2.9061座標: 北緯54度22分46秒 西経2度54分22秒 / 北緯54.3794度 西経2.9061度 / 54.3794; -2.9061
ウィンダミア駅英語版(2008年)。後ろにあるスーパーマーケットのブース英語版はかつて存在していたトレイン・シェッドや当初の駅の正面をモチーフに設計されている。

ウィンダミア (英語: Windermere) は、イングランド・カンブリアサウス・レイクランド地区英語版にあるタウンおよび行政教区英語版である。人口は8,245人[1]ウィンダミア湖から約半マイル (1km) 離れている[2]。そのため、この街は湖に接しているわけではないが(地名の由来は鉄道が1847年に建設され、その時の駅が「ウィンダミア」と呼ばれたことによる)現在ではより古い湖畔の街であるボウネス=オン=ウィンダミア英語版と共に成長し、2つの区別できる街中心部として維持している。博物館が数カ所あるが、主要な観光スポットはボウネスに接する丘のふもとにある湖であり(ウィンダミアの街にある一番高い地点から歩いて約20分)、美しい山々を見ることができる。ボウネスにある桟橋を発着点に湖中を回る船はアンブルサイド英語版や再敷設された鉄道があるレイクサイド英語版に立ち寄ることが多い。

かつて英語版、ウェストモーランドの一部だったウィンダミアはバースウェイト (Birthwaite) としてケンダル・アンド・ウィンダミア鉄道英語版の開通に先立ち開発が行われた。ウィンダミア駅英語版から周辺地域だけでなくマンチェスターマンチェスター空港ウェスト・コースト本線と接続する列車バスが運行されている。

周辺地域の地層は街の名前から取られているが、堆積岩ウィンダミアグループ英語版とも呼ばれている。また現在ウィンダミアに住んでいる政治家のデービッド・クラーク英語版 (David Clark, Baron Clark of Windermere) の名前が街名から取られている。

語源

「ウィンダミア」とは「ウィナンド (Winand) もしくはヴィナンド (Vinand) の湖」という意味とされる。「古いスウェーデンの人名であるVinandrが現在名ではVinandarと'-ar'が'-er-'に変化している。しかし、この人名はスウェーデンでは分布がかなり制限されているため、むしろ混乱を招いている。他の有力説として、大陸のゲルマン人の人名である'Winand'である。この人名は12世紀まで存在しており現存していないとされ、ON [古ノルド語]で'-ar-'が定義されている事実は古ノルド語が未だに当時現行言語となっていたことを示すとされている。」[3]。2番目の構成部分である古英語の'mere'は湖、もしくは水たまりという意味である。

管轄

1894年から1974年まで都市地区英語版評議会 (UDC) の管轄で、ボウネスが1974年まで別の行政教区となっていたことにより、1905年にボウネス=オン=ウィンダミアUDCを吸収している。ウィンダミアUDCは1934年にわずかながら境界が変更され、その後は1972年地方自治法英語版により廃止され、サウス・レイクランド地区評議会に置き換わった。

なお、1968年に制定されたウィンダミアの紋章は地元の女学生がデザインした。

関連項目

  • 聖メアリー教会 (ウィンダミア)英語版

脚注

  1. ^ Office for National Statistics : Census 2001 : Parish headcounts : South Lakeland Retrieved 2009-11-22
  2. ^ Pictures of Windermere”. Picturesofengland.com. 2013年5月31日閲覧。
  3. ^ Whaley, Diana (2006). A dictionary of Lake District place-names. Nottingham: English Place-Name Society. pp. lx,423 p.374. ISBN 0904889726 

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