Re:VISIONの登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/31 21:27 UTC 版)
「ジンキシリーズの登場人物」の記事における「Re:VISIONの登場人物」の解説
氷野 顕(ひょうの あきら) 搭乗機(副操主):モリビト2号、ナナツーライト、シュナイガートウジャ、ブロッケントウジャ、ナナツーマイルド、ナナツーシャドウ 搭乗機(メイン操主) モリビト1号、モリビト1号エクステンド 「Re:VISION」の主人公。血続。3年前から記憶の混乱がある。柊神社に住み、同居人である赤緒に特別な感情を抱いているが、報われていない。 日常生活においては友人に恵まれているが、友人たち(特に勝世)からの扱いは悪く、報われぬ想いがバレているせいもあって主に弄られ役である。 普段は穏やかな普通の少年であるが、時折勇敢で男らしい一面も見せる。ただし日常生活では割と抜けている。赤緒のこととなるとやたらムキになる。 人機に乗れない両兵に代わり、人機操主としての立場から現場での指揮を任されている。そのためトーキョーアンヘルが保有する人機全てに副操主として搭乗。 不可思議な夢を見て敵側の事情に通じたり、搭乗人機に通常ではありえないような能力を付加することができるなど、謎の能力を持つ。操縦センスは赤緒と同様に加速度的に磨かれていく。血続としては、アルファーを使わずにリバウンドを発現させるなど常軌を逸した能力の持ち主である。 後に、黒将(日野白矢)の縁者であり、同時に柊家にもつながる特別な存在であることをヤオから知らされる。シャンデリアに自ら赴き真実を知った彼は、危機を脱するためにモリビト1号を駆り、圧倒的な力で敵部隊をねじ伏せ、黒将として覚醒してしまう。 しかし顕の意識は消えず、最終的に顕の意思が命の河の力を呼び寄せ、黒将は消滅。エクステンドチャージに目覚めた彼は真機・モリビト1号エクステンドを駆り、パートナーに選んだヒロインの人機をもエクステンド化させ、セシルの狂気に立ち向かう。 涼子曰く、その容姿は黒将(というよりは日野白矢)に酷似しているという。左肩に謎の傷を持つ。 瑠璃垣 なずな(るりがき なずな) 声 - 紫苑みやび(ゲーム『Re:VISION』) 搭乗機:ナナツーシャドウ 、ナナツーシャドウ・エクステンド 「Re:VISION」のヒロインの一人。血続。柊台学園にて養護教諭として働いている。 その正体は友次の同僚で、政府直属の凄腕諜報員。 非常に優秀だが、普段は天然で間延びした甘ったるい口調が特徴的。顕曰く「目のやり場に困るスタイル」の持ち主である。 顕を監視している立場であるが、彼に対してはやたら色気満載のアプローチを仕掛けるため、顕にとってはある意味恐怖の対象となっている。 諜報員だからなのか、忍術のようなものを使う。生身でも極めて高い戦闘能力を持つが、ナナツーシャドウ搭乗時にもそれを活用し、敵を圧倒する。戦闘時には白兵戦でも眼鏡をつけていない。 夫は何らかの事故で死亡しており、未亡人。実はある人物に殺害され、なずな自身も殺害の現場に居合わせていたのだが、その記憶を失っている。 トゥルーエンドでは、同じく大切な家族を失い残された者として、ビュケに深い共感を覚えていた。 志麻 涼子(しま りょうこ) 声 - 遠野そよぎ(ゲーム『Re:VISION』) 搭乗機:キリビト・コア、キリビト・コア エクステンド 「Re:VISION」のヒロインの一人。顕や赤緒のクラスメイトで、生徒会長。 その正体は八将陣のリーダー、シバその人である。シバとして顕らと対峙する以前から学園に溶け込んでいるため、顕のことを「氷野くん」、赤緒のことを「赤緒くん」と親しげに呼び、日常生活にあっては顕たちも「志麻さん」と呼んでいる。かつて両兵のモリビト0号と戦った際に負った傷はもうほとんど消えているがうっすらと痕があり、未だに疼くらしい。 性格はシバ同様に沈着冷静で無邪気だが、素の彼女は世間知らずで、赤緒とは違うベクトルでの天然。何事にも手を抜けない性格でもあるようで、八将陣として黒将を復活させるべく活動している傍ら、生徒会長としての職務にも全力を尽くしている。また、たまに突拍子もない言動や行動をとる。 周囲からは万能超人のイメージで見られているが、顕曰く「人に物事を頼むのが致命的に下手」である。圧倒的な技量を持つ敵の操主でありながら、普段は地味な事務作業に追われているなど、日常と非日常の間でギャップが激しい。 そのほかにも顕が持ってきた弁当(赤緒が作ったカレー)を食べてみたがったり、占いに興味を抱くなど、普通の少女としての一面も多分に持ち合わせている。学園祭でのコスプレ喫茶ではバニーガールの意匠を着用。 少なからず顕に惹かれていることを自覚しており、彼が黒将の器となる存在であることを知ったときには狂喜した。ただし彼女のルートの場合、最終決戦において顕が自分を選んだことを「酔狂」と評しながらも、黒将抜きで彼に惹かれていたと公言しているため、彼に対しては純粋に好意を持っていたようである。 赤緒と同様の出生であり、彼女とは誕生日が同じ。津崎静花のクローンである。自分がクローンであることを自覚しており、短い命故に生き急ぐ節が見られ、またそれを負い目に思っている。 デルフィーヌ・ビュケ 搭乗機:キリビト・ザイ・エクステンド(機体と一体化している) セシルと共に行動する謎の貴婦人。 かつて夫と息子を喪った未亡人であり、故に世界の破滅を望みセシルに与する。描写を見る限りはセシルとは単なるパートナーというだけの関係ではない模様。 セシル陣営の空中母艦に搭乗して指揮を執っていることが多いが、最終決戦では空中母艦の血塊炉を暴走させてキリビト・ザイをエクステンド化し、自身もキリビト・ザイと一体化して世界を滅ぼすため破壊の限りを尽くそうとする。 しかし、その心の内にはセシルを本当の息子のように大切に想う気持ちがあり、本心ではセシルの未来と幸せを願っていた。最終的にトーキョーアンヘルに敗北するが、セシルを脱出させてアンヘルに託し、散って行った。 なずなルートでは同じ境遇のなずなに深い共感を覚えて人の心を取り戻した。
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