ILCEシリーズとは? わかりやすく解説

ILCEシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 08:22 UTC 版)

α (カメラ)」の記事における「ILCEシリーズ」の解説

2013年9月に、α3000(日本未発売)を皮切りに展開した「α NEX」の後継シリーズ型番の「ILCE」は「Interchangeable Lens Camera / E-mount」の略である。 α3000シリーズα3000 (ILCE-3000)(2013年9月20日発売日本未発売) - 2040万画素のExmor APS HD CMOSセンサーBIONZ)、コントラストAF搭載ISO感度静止画)ISO100-16000、連続撮影速度最高約3.5コマ/秒。 α3500 (ILCE-3500)(2014年3月24日発表日本未発売) - 前述のα3000ボディ性能変更点はなく、主にオーストラリアメキシコロシア東ヨーロッパ中東アフリカにてバッジネーム変更されモデル付属するキットレンズに違いがあり、α3000では18-55mm f3.5-5.6 OSSだったものが、α3500では18-50mm f4-5.6(日本未発売)に差し替えられ、α3000よりも2割ほど廉価な価格構成展開した。 α5000シリーズα5000 (ILCE-5000)(2014年2月7日発売) - NEX-3Nの後継。2040万画素のExmor APS HD CMOSセンサーコントラストAF搭載ISO感度静止画)ISO100-16000、連続撮影速度最高約3.5コマ/秒。画像処理エンジンBIONZ Xになり、ディテールリプロダクション技術によりリアリティ向上したWiFi加えNFC搭載しPlayMemories Camera Appsにも対応する。 α5100 (ILCE-5100)(2014年9月5日発売) - NEX-5Tの後継。2430万画素のExmor APS HD CMOSセンサー、α6000同様の179位相差AF25点のコントラストAFによるファストハイブリッドAFISO感度静止画)ISO100-25600、連続撮影速度最高6コマ/秒。モニターは、タッチ対応の180度チルト可動式動画記録フォーマット従来AVCHD、MP4に加えXAVC S追加された。PlayMemories Camera Appsにも対応。なお、スマートアクセサリーターミナルか割愛されたため、これによりNEX-5時代から続いたスマートアクセサリーターミナル搭載機姿を消した。 α6000シリーズα6000 (ILCE-6000)(2014年3月14日発売) - NEX-6とNEX-7を統合した後継機。2470万画素のExmor APS HD CMOSセンサーISO感度静止画でISO100-25600(動画はISO100-12800)、連続撮影速度最高約11コマ/秒。ファストハイブリッドAF位相差センサーの数もNEX-6の99点から179点に増加し、ほぼ全面位相差AF使用可能になったと同時にAF合焦速度0.06秒を誇る。コントロールダイヤルはNEX-7を踏襲しつつ、左側モード切替ダイヤル変更有機ELファインダー搭載するが、ドット数がNEX-7および6の236ドット(XGA相当)から144ドット(SVGA相当)にダウンしている。PlayMemories Camera Appsにも対応。2015年6月16日のファームウェアアップデートで、XAVC S撮影にも対応したまた、2016年12月2日には新色としてグラファイトグレーが追加されている(ボディのみの販売)。 α6300 (ILCE-6300)(2016年3月11日発売) - α6000後継かつ上位機種外観はほぼ継承しているがボディ素材マグネシウム採用新型Exmor APS HD CMOSセンサーやイメージプロセッサが搭載され、ファストハイブリッドAF位相差センサーの数が179点から425点に増加コントラスト方式でも25点から169点に増加)、さらにAF合焦速度も0.05秒と世界最速更新したISO感度静止画動画共にISO100-25600となり、静止画場合拡張ISO51200まで対応する動画撮影XAVC S 4Kが可能となり、最高30p/100Mbpsでの4K撮影ができるようになったそのほかに有機ELファインダー236ドット変更され電子水準器、サイレントシャッター機能搭載するまた、静止画撮影における省電力化に成功し同型バッテリー使用して15%程度撮影可能枚数増えるなど細かな改善見られる2019年1月生産終了。 α6500(ILCE-6500)(2016年12月2日発売) - α6300の後継かつ上位機種EマウントAPS-Cセンサー搭載機初めボディ内蔵手ブレ防止機能搭載し、5軸手ブレ補正実現したマウントアダプターAマウントレンズ装着時も対応)。使用センサー及び画素数はα6300と同じだが、新しフロントエンドLSI大容量バッファメモリ採用最大307コマまでの連射可能になった。最高連写速度HI+モード11コマ/秒。4D FOCUS司る世界最多425位相差AFセンサー及びコントラストAFセンサー画面のほぼ全域配置し世界最速0.05秒のAF速度実現したまた、液晶パネルはα6000シリーズ初めタッチパネル搭載になり、240万画素のOLED Tru-Finder使用時ドラッグAFポイント移動可能になった。2019年生産終了。 α6400(ILCE-6400)(2019年2月22日発売) - α6300の後継で、α6500・α6000・α5100は併売BIONZ Xがα9やα7R IIIと同じ新世代になり、フルサイズαに搭載されている動体予測アルゴリズム搭載かつ最適化することで、世界最速の0.02秒AF実現したAF-Sモード時のAF検出輝度範囲下限値としてEV-2を実現し、暗いシーンでもフォーカス合いやすくなった。α9搭載されているAIによる物体認識を含む最新アルゴリズム最適化されて搭載しリアルタイム瞳AF機能精度速度向上した6000系では初めて180度チルト可動式液晶モニター搭載し、α6500同様OLED Tru-Finderでの撮影時タッチパッド機能搭載されている。 α6600(ILCE-6600)(2019年11月1日発売) - α6500の後継で、α6400とα6000併売。α6400同様、最新世代のBIONZ Xを搭載し常用ISO感度100~32000まで対応可能になった。処理速度も6500に比べ1.8高速化されている。バッテリーがZバッテリー変更になりEVF720液晶使用時810のロングバッテリーライフを実現また、α6000シリーズで初のリアルタイム瞳AF搭載した(6600は動画撮影時も対応)。α6500が終売となるため、α6000シリーズでは唯一のボディ手ブレ補正搭載機となる。 α6100(ILCE-6100)(2019年10月25日発売) - α6000後継で、11月発売のα6600の下位機。α6400とα6000併売。α5100は終売となるため、日本でのαのAPS-C機はα6000シリーズのみとなる。α6000比べ液晶が180度チルトタッチ対応モニターになったこと、静止画撮影時のリアルタイム瞳AF対応したことが大きな違いとなる。2021年12月23日生産完了QXシリーズ(レンズスタイルカメラ)ソニーQX1 (ILCE-QX1)(2014年10月10日発売) - ファインダー液晶パネル搭載せずにスマートフォンタブレットNFCWi-Fi接続して使用する「レンズスタイルカメラ」と共通するコンセプトモデル鏡胴には“α”のロゴ印字されている。α3500(日本未発売)同様の2010万画素のExmor APS HD CMOSセンサーコントラストAF搭載ISO感度静止画)ISO100-16000、連続撮影速度最高約3.5コマ/秒。

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