4・特4号系統
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「京都市営バス西賀茂営業所」の記事における「4・特4号系統」の解説
経路 4号:西賀茂車庫前 - 御薗口町 - 上賀茂神社前 - 下岸町 - 上賀茂松本町 - 深泥池 - 北山駅前 - 神殿町 - 洛北高校前 - 出町柳駅前 - 河原町今出川 - 四条河原町 - 京都駅前 特4号:西賀茂車庫前 - 御薗口町 - 上賀茂神社前 - 下岸町 - 上賀茂小学校前 - 深泥池 - 北山駅前 - 松ヶ崎駅前 - 左京区総合庁舎前 - 洛北高校前 - 出町柳駅前 - 河原町今出川 - 四条河原町 - 京都駅前 概要 4号系統は、西賀茂車庫から、西賀茂橋、下鴨本通、河原町通を経由し、京都駅に向かう、全長約11kmの路線である。路線名は下鴨線である。現在では17号系統同様河原町今出川以南での205号系統の補完的役割も担っている。 沿線には、下鴨神社や上賀茂神社などの観光施設、及び京都府立文化芸術会館や京都コンサートホールなどの文化施設が所在するが、どちらかというと地元客の利用が主体である。また、京都府立医科大学、京都工芸繊維大学、ノートルダム女子大学などの大学も存在するが、後者2つの大学の学生は地下鉄烏丸線の利用がほとんどなので、本系統の利用はごくわずかである。 当系統と接続する鉄道は、地下鉄烏丸線(京都駅・北山駅・松ヶ崎駅)、地下鉄東西線(京都市役所前駅)、京阪鴨東線・叡山電鉄(出町柳駅)、阪急京都線(京都河原町駅)、近鉄京都線・JR在来各線・東海道新幹線(京都駅)である。 2007年3月より京都バスに委託されていたが、2014年3月より再度直営化された。操車は西賀茂営業所にて直接行っている。 沿革(14、旧16、17甲、34、54、213号系統含む) 本系統は、昔から京都駅や市内中心部と左京区下鴨地区、北区上賀茂地区を結ぶ役割を担っていた。同様の系統としては、14号系統があり、こちらは当系統は、昔から京都駅や市内中心部と左京区下鴨地区、松ヶ崎地区を結ぶ役割を担っていた。4号系統と14号系統は、京都駅前 - 北園町間で共通の経路を通り、ダイヤも調整していた。また、本系統の類似系統として、上賀茂神社 - 野々神町 - 祇園の54号系統も存在していた。54号系統は西賀茂営業所による運行だった。 1937年4月:(旧)16号系統を新設する。新設時の経路は、三哲車庫前(現:下京区総合庁舎前)- 河原町塩小路 - 河原町今出川 -(下鴨中通)- 農林学校前(現:府立大学前)- 上総町(現:烏丸北大路)である。 1938年4月:農林学校前 - 上総町を、農林学校前 - 一中前(現:洛北高校前)- 野々神町に変更する。 1944年5月:三哲(現:下京区総合庁舎前)- 河原町今出川間を廃止する。 1945年7月:4号系統に系統番号を変更する。 1947年12月:西洞院塩小路(現:下京区総合庁舎前)- 京都駅前 - 河原町塩小路 - 河原町今出川間を延長する。 1948年11月:4丙号系統を新設する。新設時の経路は、農林学校前 - 前萩町(現:北山駅前)- 野々神町である。 12月:4丙号系統を廃止し、4甲号系統を新設する。新設時の経路は、西洞院塩小路 -(4号系統)- 野々神町 - 深泥池である。 1949年6月:4甲号系統の野々神町 - 深泥池間を休止する。 8月:京都駅前 - 河原町塩小路 - 四条河原町を、京都駅前 - 四条烏丸 - 四条河原町に変更する。河原町今出川 -(下鴨中通)- 農林学校前 - 市電一中前(現:洛北高校前)を、河原町今出川 -(下鴨本通)- 市電一中前に変更する。 1950年4月:4甲号系統の野々神町 - 深泥池間を再開する。 1951年6月:4乙号系統を新設する。新設時の経路は、市電洛北高校前(現:洛北高校前)-(4号系統)- 河原町三条 - 三条京阪前である。 1952年3月:4乙号系統を廃止する。 9月:4乙号系統を新設する。新設時の経路は、西洞院塩小路 - (4号系統) - 野々神町 - 宝ヶ池公園下である。土日祝日のみの運転、雨天時は運休。 12月:4乙号系統を休止する。 1953年4月:4乙号系統を再開する。 8月:4乙号系統は、宝ヶ池公園下 - 宝ヶ池公園間を延長する。 12月:4乙号系統を休止する。 1954年4月:4乙号系統を再開する。 8月4号系統を廃止し、4甲号系統を4号系統に系統番号を変更する。 4甲号系統を新設する。新設時の経路は、西洞院塩小路 -(4号系統)- 北園町 - 松ヶ崎海尻町である。 4乙号系統の西洞院塩小路 - 河原町三条を、三条京阪南口(現:三条京阪前)- 河原町三条に変更し、17甲号系統に系統番号を変更する。 1956年4月:4乙号系統を新設する。新設時の経路は、西洞院塩小路 -(4号系統)- 野々神町である。 8月:17甲号系統を廃止する。 1957年5月:4甲号系統を14号系統に、4乙号系統を34号系統に系統番号を変更する。 1962年11月:N4号系統を新設する。新設時の経路は、三条京阪南口 - 河原町三条 -(4号系統)- 前萩町である。 1963年10月:54号系統を新設する。新設時の経路は、上賀茂神社前 - 上堀川車庫前(現:上堀川)- 野々神町 - 叡電前(現:出町柳駅前)- 塩小路高倉 - 京都駅前である。 1964年10月:54号系統は京都駅八条口 - 三哲間を延長する。 1970年12月:34号系統を廃止する。 1972年1月:N4号系統の三条京阪南口 → 河原町三条を、三条京阪南口 → 四条京阪前 → 四条河原町 → 河原町三条に変更する。 1973年1月:4号系統の前萩町 - 深泥池を、前萩町( ← 下桜町(現:植物園北門前)← 上賀茂豊田町 ← )深泥池に変更する。 1974年4月4、14号系統の京都駅八条口 - 三哲(現:下京区総合庁舎前)間を延長する。 213号系統を新設する。新設時の経路は、四条烏丸市バスセンター - 烏丸今出川 - 烏丸車庫前(現:北大路バスターミナル)である。 1976年4月:213号系統の四条烏丸市バスセンター - 四条烏丸を、四条烏丸市バスセンター( → (四条通) → / ← (綾小路通) ← )四条烏丸に変更する。 1978年5月:54号系統は213号系統を統合、四条河原町 - 京都駅八条口間を廃止する。 改正後の経路は(甲 → )上賀茂神社前 - 上堀川 - 北大路堀川 - 烏丸車庫前 - 四条烏丸 - 四条河原町 - 野々神町 - 上堀川 - 上賀茂神社前( ← 乙)である。 10月:N4号系統を廃止する。 1979年5月:4、14号系統の京都駅八条口 - 三哲間を廃止する。 1981年5月:54号系統は上堀川 - 烏丸車庫前 - 四条河原町間を廃止し、河原町三条 - 四条河原町を河原町三条( → 四条河原町 → / ← 東山三条 ← )祇園に変更する。 1983年11月:4、14号系統の運行営業所が、三哲支所から九条営業所となる。 1985年4月:14号系統の北園町 - 松ヶ崎海尻町を、北園町( → 工芸繊維大前 → / ← 野々神町 ← )松ヶ崎海尻町に変更する。 1996年3月:14号系統を4号系統に吸収し、廃止する。4号系統の北園町 - 野々神町を、北園町( → 工芸繊維大前 → 松ヶ崎海尻町 → / ← 神殿町 ← )野々神町に変更する。 1997年10月4号系統の保健局前(現:松ヶ崎泉川町) → 工芸繊維大学前 → 松ヶ崎海尻町 → 松ヶ崎道(現:松ヶ崎駅前)を、保健局前 → 松ヶ崎駅前に変更する。 54号系統を廃止する。 2001年3月上賀茂神社前 - 上賀茂松本町間を延長する(これは廃止となった同区間を運行する特北3号系統の代替によるものである)。 上賀茂松本町 → 植物園北門前 → 北山駅前を、上賀茂松本町 → 上賀茂豊田町 → 深泥池 → 北山駅前に変更する。 河原町三条 - 下京区総合庁舎前間を、河原町三条( → 四条河原町 → 四条京阪前 → )三条京阪前に変更する。 運行営業所を西賀茂営業所に変更する。 2004年3月:四条河原町 -(直行)- 京都駅前間を延長する。この区間の途中停留所はすべて通過する。 2006年7月:河原町松原、河原町五条の各停留所に停車するようになる。 2009年3月:河原町五条 - 京都駅前間の直行運転を取りやめ、河原町正面、七条河原町、塩小路高倉の各停留所に停車する。 2013年3月23日4号系統の北園町 → 左京区総合庁舎前 → 野々神町を、北園町 → 神殿町 → 野々神町に変更する。 特4号系統を新設する。新設時の経路は、上賀茂神社前 - (4号系統) - 上賀茂石計町 - 上賀茂小学校前 - 上賀茂豊田町 - (4号系統) - 野々神町 - 左京区総合庁舎前 - 北園町 - (4号系統) - 京都駅前。 2017年9月22日:4・特4号系統往路の下岸町停留所が休止となる。 2020年3月20日:西賀茂車庫前 - 上賀茂神社間延伸。上賀茂神社操車場での取扱終了。 2021年3月20日:上賀茂神社前広場の乗り入れを開始。 停留所およびダイヤ 左京区総合庁舎経由の便と神殿町経由の便、それぞれを30分間隔で運行している。北園町以南では併せて15分間隔で運行。
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