3代目 YD3型とは? わかりやすく解説

3代目 YD3型(2013年- )

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/07 19:57 UTC 版)

アキュラ・MDX」の記事における「3代目 YD3型(2013年- )」の解説

2012年12月13日2013年1月14日から27日まで行なわれる北米国際自動車ショーにて、「MDXプロトタイプ」が世界初公開されることが発表され、翌2013年3月ニューヨーク国際オートショーにて量産モデル公開された後、2013年6月20日よりアメリカで販売開始したMDXでは初めFFモデルラインナップしており、2013年モデルよりベースグレードの販売価格大幅に下がった新開発の「3-Bone」構造を持つプラットフォーム採用し、ニューレベルのラグジュアリーコンフォート、クラストップの燃費トップレベル安全性重点として開発された。デザインは「Aero Sculptureコンセプトとしており、アキュラ現在のトレンドである空力重視したデザインとなったアキュラ・RLX採用されアキュラ新たなシグネチャーデザインとするジュエルアイ(Jewel EyeTM)LEDヘッドライト標準装備する。 全高先代より1.5in(38.1mm)低くしながら同等室内空間確保している。ステップ高さや着座位置も下がり、より低重心となった全長は2in(50.8mm)、ホイールベースは2.8in(71.1mm)長くなり、走行性能の向上や室内空間拡大役立てている。全幅は1.5in(38.1mm)、前面面積2%小さくなり、空気抵抗大幅低減している。オハイオR&Dセンター新設され40%スケール風洞初め利用して開発され市販車となった搭載されエンジンは、RLX同様のEARTH DREAMS TECHNOLOGY」を採用した新型3.5L 直噴 V6エンジンである。低燃費加速性能両立を図る。低速トルク先代よりも8%向上、0-60mph加速向上したFFモデルでは4WDモデルよりエンジン搭載位置下げ急加速時トルクステア軽減するEPA燃費4WDモデルが18/27/21 mpg (city/highway/combined)と先代より燃費向上したFFモデルでは 20/28/23 mpgとなっている。 ボディサブフレームリアサスペンションなど大幅な軽量化達成ハイテン材の使用比率高め、ステアリングハンガービームはマグネシウム合金採用し先代アルミニウム製より3.5kg軽量化した。フロンドドア周りにはホットスタンプ材を使用したリング状の一体スティフナーを初採用するサスペンション前後とも一新されフロントストラットサスペンションはトリプルロードパス仕様のアッパーマウントを採用し、ロアコントロールアームは鍛造アルミニウム製リアマルチリンクサスペンション先代比べトレーリングアームなくなり軽量コンパクトとなり、ステップ高さを低くすることを可能とした。ダンパー振幅リアクティブダンパーが標準となる。前後サブフレームはより軽量強固となり、サスペンションマウントの剛性先代より67%向上した先代同様ニュルブルクリンク北コースでの走りこみを行いタイムは8秒短縮したとする。VSA機能生かし通常のブレーキング時にもトルクベクタリングを行うAgile Handling AssistをRLXに次いで採用する4WDモデルではSH-AWD連携して制御されるインテリアでは2列目シート前後スライドや、ウォークイン機能強化しセンターコンソール収納スペース大幅に広くなった。MDX競合車種オーナーへのリサーチ結果反映し新型ではロードノイズ低減などNVH性能向上に力が入れられた。 グレードFFAWDそれぞれに、ベースグレード、テクノロジーパッケージ、テクノロジーアンドエンターテイメントパッケージ、アドバンスアンドエンターテイメントパッケージの4種類用意。テクノロジーパッケージではナビゲーションELSプレミアムオーディオシステムなどを搭載、テクノロジーアンドエンターテイメントパッケージでは天井部の9インチディスプレイを持つリアエンターテイメントシステムが付く。アドバンスアンドエンターテイメントパッケージはさらに、追突被害軽減ブレーキ (CMBS)、レーンキープアシストシステム (LKAS)、アダプティブクルーズコントロール (ACC)などの先進安全装置搭載し専用インテリアや、天井部のディスプレイは16.2inのウルトラワイドタイプになる。 生産はカナダオンタリオ州のHCMからアメリカアラバマ州のHMA移管された。

※この「3代目 YD3型(2013年- )」の解説は、「アキュラ・MDX」の解説の一部です。
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