スティフナー
補強材。強さを増すために設けたもの。例えばボンネットやトランクリッドは、普通は外板(アウター)と内板(インナー)があり、外板が内板の縁にへミング加工することで強度が確保されている。このときに外板はデザインそのものにかかわる部材だが、補強材として内板をつけることにより、強度剛性をもたせている。この内板をボンネットスティフナーとかトランクリッドスティフナーと呼んでいる。シートメタルの溶接構造で、製作される自動車のボディには、こうした補強材が至る所に構成されており、これらはほかにリーンフォースメント、ガセットなどとも呼ばれている。
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