18:00以降も試合が続く場合の対応
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「全国高校野球選手権大会中継」の記事における「18:00以降も試合が続く場合の対応」の解説
前述の通り、2008年までは全国高校野球選手権大会中継期間中、朝日放送ラジオでは開会式から大会全試合、そして閉会式までと完全中継を行っていた(試合の幕間に随時スポットニュース・天気予報・交通情報を挿入)。しかし、2009年以降は(2020年甲子園高校野球交流試合中継を含めて)、試合の進行状況にかかわらず17:50で放送を終了している(ただし、地方局が地元代表校の試合をネットする時は、17:50以降も裏送りで実況を続ける場合がある)。中継終了後の試合の経過・結果は『ABCフレッシュアップベースボール』内(定時でのナイターが通常ない月曜は『Monday! SPORTS - JAM』内)で伝える。 詳細は「ABCフレッシュアップベースボール#野球中継延長時の対応」および「ABCフレッシュアップベースボール#全国高等学校野球選手権大会期間中の対応」を参照 なお、大会中継期間中はプロ野球ナイターの制作・中継スタッフまで動員するため、京セラドーム大阪開催の阪神主催試合でのみ朝日放送ラジオでの番組制作を行い、本来は朝日放送のスタッフが乗り込んで放送する関東・中部・広島地区の対阪神戦中継はこの時期に行われる分は、対戦相手の地元局であるTBSラジオ(火~木、2009年までは土・日も)・アール・エフ・ラジオ日本(火~木 2016年以後の巨人主催)・ニッポン放送(月・金)・文化放送(2010年以降の土・日)(以上、対巨人戦・対ヤクルト戦・対横浜→DeNA戦。対ヤクルト戦は放送権の関係でニッポン放送が全曜日の中継担当だが2010年以降の土・日と2019年以降の火~木は文化放送の場合あり)・CBCラジオ(火~木、2009年までは土・日も)・東海ラジオ(月・金・土・日、2009年までは月・金のみ)(以上、対中日戦)・RCC中国放送(水・木曜は裏送り)(対広島戦、倉敷、松山の広島主催分を含む)が制作した番組をそのまま放送し、阪神サイドリポーターのアナウンサーのみ、または阪神リポーターと朝日放送専属解説者1名(現地局解説者と2人解説の場合)の現地派遣になる。 詳細は「TBSラジオ エキサイトベースボール#制作に関して」および「ニッポン放送ショウアップナイター#NRN独占カードの対応」を参照 ※ちなみに1980、1983 - 1988年の大会期間中に福岡・平和台野球場で阪神主催ゲームが行われたときには(1980年は水・木曜、1983年以降は土・日開催)RKB毎日放送制作で放送された(九州朝日放送でも放送。毎日放送は1980年は九州朝日放送からネット受け、1983年からは自社制作。1980年の広島戦は、通常阪神戦ビジターを曜日に関係なく朝日放送ラジオからのネット受けにしているRCC中国放送も、曜日の関係で朝日放送ラジオとネットを組んだRKB毎日放送からネット受けした)。 ※2007年8月21~23日については、準決勝以降で人員に余裕が出来たためか、自社制作を実施したが、21日の阪神ベンチのリポーターはニッポン放送のアナウンサーが担当した。その結果JRNの速報チャイムが使われつつ、ニッポン放送のアナウンサーが登場するという変則的な中継となった。 ※しかし、2009年は阪神戦ビジターの試合でも通常期と同じように朝日放送アナウンサーの派遣が行われている。ただ、ビジターゲームに関しては、リポーターがいない場合や、2日ないし3日連続で実況する場合がある(リポーターは、現地のアナウンサーの派遣を受けない)。例として、8月14日-8月16日の巨人対阪神戦は、解説は朝日放送解説者、実況は岩本計介1人のみの派遣だった。そのため、14日のニッポン放送製作・NRN全国ネットの阪神側リポーターは、ニッポン放送のアナウンサーが担当したが、朝日放送のリポーターと兼務しなかった。15日・16日はデーゲームだったが、高校野球が中止の場合は、放送予定だった(このときの実況予定も岩本)。 ※また、日曜にデーゲーム(特に東京ドームでの巨人戦ならびにナゴヤドームでの中日戦)が実施される場合、毎日放送では競馬中継が放送されるためラジオ中継が放送されないというケースもある(ラジオ大阪は阪神戦はもとよりプロ野球中継から撤退している。テレビ放送も編成上の都合で他系列地上波や無料BSでの放送がない場合もある)。詳細は「GOGO競馬サンデー!#制作局」および「ラジオ大阪ドラマティックナイター#NRN野球ネットについて」を参照 2015年8月9日のDeNA対阪神と、その次週の16日のヤクルト対阪神は、17時からの薄暮デーゲームであるため、特例として高校野球を17:00(正式には16:59)で打ち切りとし、17時からデーゲームを放送することになった。ただし17:55までは特番『フレッシュアップベースボールスペシャル』の扱い、17:55以後定時番組での編成となった。 雨天予備のオリックス主催試合(ただし1980年代より阪神戦中止の場合は在阪パリーグの試合が関西地区で開催されようともNRN、JRNラインの巨人戦などの全国カードを優先することが大半。2006年からは春先からこの措置をとり、日、月曜はプロ野球中継そのものが無くなる)で対戦相手の地元局が制作しない場合(主に対西武・ロッテ戦)以外は、北海道放送(火~木)・STVラジオ(月・金)(以上、対日本ハム戦、土・日は2009年までは北海道放送だったが2010年以降の対応未定)、TBC東北放送(対楽天戦)、RKB毎日放送(火~木、2009年までは土・日も)・九州朝日放送(月・金・土・日、2009年までは月・金のみ)(以上、対ソフトバンク戦)が自社制作する場合があり、朝日放送ラジオ専属解説者1名のみ派遣となる場合がある。なお、2009年のオリックス対ソフトバンクの試合(8月14日-8月16日)は、解説者とオリックス側のベンチレポーターは朝日放送が用意したが、実況は14日のみ九州朝日放送、ほかはRKB毎日放送から派遣したアナウンサーが出演した。このうち15日の試合は阪神戦がデーゲームであったため朝日放送ラジオでも放送され事実上共同制作であった。 さらに、2014年から毎年この高校野球期間中(2015年(=7月開催)、2021年(=6月開催)除く)には、福岡ソフトバンクホークスがオリックスの許可を得て1試合主管試合を開催する『鷹の祭典in大阪』が行われているため、年度により在福局(月・金、及び土・日のナイターとごく一部のデーゲーム=九州朝日放送、火 - 木、及び土・日の大半のデーゲーム=RKB毎日放送)が朝日放送ラジオの製作協力を仰いでの乗り込み放送、ないしは裏送りを全国放送用の予備カードに充てる場合もある。 詳細は「文化放送ホームランナイター#関西地区の土・日曜の制作担当局の変遷」を参照
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