広島地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 04:06 UTC 版)
電化後の呉線の普通列車は、EF58形牽引の客車列車は残ったものの、ローカル列車の主力は80系で、通勤列車は首都圏から転入した72系10両編成で運行されていた。しかし、72系はラッシュ時の詰込みはきくものの車内の居住性は客車列車や80系に比べて劣るものであり、利用者から不満の声が出ていた[要出典]。 そのため、中央東線で115系300番台に置換えられた後、転出先の線区の選定が難航していた[要出典]本系列を転用することとなり、1976年1-3月に三鷹配置車のうち、モハ71形全車とクハ76形のクハ76045・76071の2両を除く18両の合計39両が72系のクハ79形2両とともに転入した。従来から配置されていたウグイス色のモハ72形の一部と合わせて6両+4両の10両3編成および4両+4両の8両1編成で運用され、広・呉 - 広島間の通勤列車をはじめ、呉線経由で山陽本線糸崎までおよび、山陽本線広島 - 小郡(現・新山口)間で運行された。当時の編成の一例(1978年12月19日の呉線の70系最終列車の糸崎発広島行)は以下の通り。 ← 広島 糸崎 → クハ76034モハ71012モハ72063クハ76017クハ76306モハ71002モハ71005クハ76061
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