高質食品専門館の展開
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「阪急オアシス」の記事における「高質食品専門館の展開」の解説
2007年(平成19年)11月27日に旧店舗隣接地にガーデンモール清和台の核店舗として新店舗を開店した清和台店で「高質食品専門館」という業態を目指し始めた。 2008年(平成20年)6月にプロジェクトを立ち上げて国内外の有力スーパーマーケットを視察して研究を重ね、「専門性」・「ライブ感」・「情報発信」の3つをコンセプトにした「高質食品専門館」のプロトタイプとして2009年(平成21年)7月に千里中央店、同年8月に御影店を開店させた。 この「高質食品専門館」では、オープンキッチンでお好み焼きやピザ、丼物、揚げ物などの総菜や焼きたてパンが来店客の目の前で出来上がって香ばしい匂いが店内に広がり視覚と嗅覚に訴え、本マグロや生け締めの国産ブリなどの切り売りをする解体の実演、漁港からの直送近海魚を目玉商品とする水産物や専用牧場で肥育した和牛を売り物にした食肉などを顧客の要望に応じた切り身や焼き物に加工したり、野菜や果物売り場でも販売員が常駐して量り売りや試食、ジュース販売も行うなど生鮮3品と総菜で対面販売によるライブ感を演出すると共に、米売場に産地別の少量パックを並べて様々な米を楽しめるようにしつつ、のりなどの乾物や鍋といった調理器具、更にはレシピ本も置くなど関連商品も一緒に販売する工夫を凝らし、電子看板でお奨め商品とそのポイントなど売り場の見どころを店員が話す映像を流すなどサービスを重視したこだわりや専門性を強めた売場作りをしている。 また、店内に料理教室など料理に関連するセミナーを毎週定期的に開催するキッチンスタジオを設置して情報発信に力を入れ、ワインセラーの設置や105円均一の焼きたてパンコーナーなど他社にない加工食品を充実させて独自性を出し、大理石の床や関西で定着している阪急百貨店の高級イメージも活用して高級感を演出している。 こうした高品質路線を支えるため産地直送の生鮮品や直輸入のグローサリーの取り扱いの拡大や3温度帯での配送を可能にする総合物流センター建設などを進めているほか、2012年(平成24年)8月1日に肉や魚介類など処理やレジなどの技術研修だけでなく、実際の店頭と同じ什器を使って商品の陳列やポップなどの配置を含むビジュアルマーチャダイジング技術を学べる実習室を備えた阪食研修センターを大阪府豊中市の服部西店2階に開設して高いサービスレベルを実現する人材育成を目指している。 プロトタイプとして出店した店舗が軌道に乗って新店はいずれも計画数値に対して2桁増で推移した。 そのため、2010年(平成22年)5月20日の宝塚山手台店や同年4月1日の山科店など新店舗として開店させると共に、同年7月1日に南千里店、同年8月5日に武庫之荘店、同年10月1日に本山南店、同年10月9日に日生中央店など既存店の改装による出店を含めて「高質食品専門館」の水平展開を図った。 また、2010年(平成22年)11月2日に開店した淡路店や2011年(平成23年)1月13日に改装の宝塚店で「高質食品専門館」の小型店舗プロト化を図った。 2011年(平成23年)4月からの新年度入り後も同月9日に尼崎潮江店、同月23日にえるむプラザ店、同年7月1日に豊中駅前店、同年12月1日に服部西店と「高質食品専門館」の水平展開として大型改装を進められ、2012年(平成24年)2月1日の平野西店の開店で新店7店舗と既存店舗の改装18店舗の計25店舗が「高質食品専門館」業態となった。 2012年(平成24年)3月1日に開店した野中北店や先述した平野西店などの競争の激しい大阪市内などに出店する都市型「高質食品専門館」の出店は、同年6月7日の昭和町店や同年7月7日の同心店、野江店、あべの店など阪急ファミリーストアを改装して開店したものを含めて大阪市内でのドミナントを磐石にする戦略の一環として展開が進められている。
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高質食品専門館の展開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/01 06:05 UTC 版)
詳細は「阪急オアシス#高質食品専門館の展開」を参照 2008年(平成20年)6月にプロジェクトを立ち上げて国内外の有力スーパーマーケットを視察して研究を重ね、「専門性」・「ライブ感」・「情報発信」の3つをコンセプトにした「高質食品専門館」は2009年(平成21年)7月に阪急オアシス千里中央店、同年8月に阪急オアシス御影店をプロトタイプとして開店させて事業展開を始め、プロトタイプとして出店した店舗が軌道に乗って新店はいずれも計画数値に対して2桁増で推移した。 そうした好成績を受けて2010年(平成22年)5月20日の阪急オアシス宝塚山手台店や同年4月1日の阪急オアシス山科店など新店舗として開店させると共に、同年7月1日に阪急オアシス南千里店、同年8月5日に阪急オアシス武庫之荘店、同年10月1日に阪急オアシス本山南店、同年10月9日に阪急オアシス日生中央店など既存店の改装による出店を含めて阪急オアシスのブランドで「高質食品専門館」の水平展開を図った。 更に、2010年(平成22年)11月2日に開店した阪急オアシス淡路店や2011年(平成23年)1月13日に改装の阪急オアシス宝塚店で「高質食品専門館」の小型店舗プロト化を図って、2012年(平成24年)2月1日に開店した阪急オアシス平野西店や2012年(平成24年)3月1日に開店した阪急オアシス野中北店などの競争の激しい大阪市内などに出店する都市型「高質食品専門館」の出店が進められるようになり、同年6月7日の阪急オアシス昭和町店や同年7月7日の阪急オアシス同心店、阪急オアシス野江店、阪急オアシスあべの店など阪急ファミリーストアを改装して阪急オアシスに転換して大阪市内でのドミナントを磐石にする戦略の展開が進められるようになり、阪急ファミリーストアのブランドも廃止された。
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