御影店
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 16:25 UTC 版)
神戸市立御影工業高校跡地に建設された商業施設「御影クラッセ」の核店舗として1・2F部分に2008年(平成20年)3月20日に売場面積5,900m2で開店した。 地元の人が「毎日通える百貨店」をコンセプトに団塊世代の主婦を主なターゲットとしてがんこフードサービスの新業態1号店を含む総菜、菓子、生鮮食品などの揃う梅田本店と同様のいわゆるデパ地下形式の食品売場を1階に置き、食品に強い阪神百貨店らしさをアピールし、2階は婦人服や生活雑貨を中心とした売場構成として開業したが、肝心の食品売場の不振が深刻で2009年(平成21年)3月期で年間売上約29.56億円と目標の50億円を大きく下回ったため、開業から1年半弱の2009年(平成21年)8月5日に不振だった食品売り場の75%にあたる2,080m2を兄弟会社の食品スーパー阪急オアシスの経営に切替えて縮小する大規模なてこ入れが早くも行われることになった。 しかし、2010年(平成22年)3月期は約17.88億円、2011年(平成23年)3月期は約13.53億円と低迷して赤字が続いたため、2011年(平成23年)7月24日には阪神・御影の2階売場を閉鎖して2度目の規模縮小を行って売場面積804m2となって百貨店とはいえない規模にまで縮小し、「御影クラッセ」の核店舗でなくなった。 こうした売場縮小の影響もあり、2016年(平成28年)3月期の年間売上は約5.59億円となっている。 「御影クラッセ」も参照
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