エイチ・ツー・オー リテイリングとしての事業展開
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「阪食」の記事における「エイチ・ツー・オー リテイリングとしての事業展開」の解説
2008年(平成20年)10月1日付で阪神百貨店系だった株式会社ヘンゼルが喫茶・飲食店や社員食堂の運営を行う部門の統合により株式会社ヒューメックフーズ及び株式会社キャンティーンウエストと合併して株式会社ハートダイニングとなることに伴って同社のベーカリー事業を継承して新たにヘンゼルのブランドのベーカリー事業を子会社の阪急ベーカリーが継承し、御影クラッセの核テナントとして出店した阪神百貨店御影店はデパ地下形式の食品売場を持っていたが売上が低迷したため2009年(平成21年)8月5日に不振だった食品売り場の75%にあたる2,080m2を引き受けて阪急オアシス御影店を出店するなどエイチ・ツー・オー リテイリングの発足に伴って統合された阪神百貨店に関連する事業の展開を始めた。 2010年(平成22年)10月5日からは、エイチ・ツー・オーリテイリングのグループ内だけでなく、阪急阪神ホールディングス傘下の鉄道やホテルなどが個別に発行しているポイントカードのポイントを共通化して相互に利用可能にすると共に両グループ共通のポイントが付与されるクレジットカードの「STACIA(スタシア)カード」の導入も始めている。 また、2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災の義捐金募集の際にはそのポイントカードのポイントを義援金として寄付できるサービスを両グループが共同で行った。 2016年(平成28年)1月28日、エイチ・ツー・オー リテイリングはグループの再編を発表。同年4月1日付で阪食は株式移転により食品事業の持株会社となる株式会社エイチ・ツー・オー食品グループを設立。同年6月1日に、阪食は持株会社機能をエイチ・ツー・オー食品グループに会社分割して、スーパーマーケット経営を主とする企業となり、株式会社阪急オアシス(2代目)に商号変更した。
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