高質量星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 03:55 UTC 版)
超大質量星が超新星爆発を起こし、残骸として残るパルサーと呼ばれる天体にも惑星は見つかっている。しかし、超新星爆発の前から存在していた惑星は、爆発時の高温で蒸発、または衝撃波で粉砕される可能性が高い。また、放出されるガスに押されて、軌道が外側に移動する。そのうえ、主星の質量の大部分がなくなってしまっため、惑星系を離脱し、自由浮遊惑星になる可能性もある。現在、パルサーの周りを公転している惑星は、元からあった惑星が蒸発・粉砕された後に残った残骸で形成されているかもしれない。パルサーが非常に強い重力を持っているため、再び超新星残骸を引き寄せ、円盤を形成し、そこから形成された可能性もある。また、さらに重い恒星が残す天体、ブラックホールでも周囲にガス円盤があれば、惑星を形成出来るかもしれない。
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