陸軍情報部第1課
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「パンプキン・シザーズの登場人物一覧」の記事における「陸軍情報部第1課」の解説
コネリー少佐 声 - 志村知幸 帝国陸軍情報部第1課課長。少佐。男性。 国家公安を担う1課の課長ゆえに高い権限を有す。有能ではあるが目的のためならば人の死など何ら気にせず、しばしば冷徹な命令を下す。あくまで国益を第一とし、部下の死に人情をのぞかせることもあるが、軍の利益のために麻薬市場を経営しようとしたりと確実に悪人に分類されるようなこともしており、その人物評は難しい。抗・帝国軍との戦いでは「(たとえ「帝国そのものが消滅したとしても」)これから先も生きていく世代」のために泥をかぶる決心をしており、私益に走らないという点で、よくも悪くも実直な軍人である。 ハンクスとは旧来から縁があり、コネリーの方が階級が上であるが、互いにぞんざいな口調で会話をし、個人的な情報交換などを行っている。しかし親しい間柄というよりもむしろ悪縁の相手であり、軽んじた発言をしたり逆に煮え湯を飲まされたりと、微妙な関係となっている。 マルコー中尉 帝国陸軍情報部第1課課長副官。中尉。男性。 コネリーを補佐する実務的な青年。普段は淡々と業務をこなしているが、「銀の車輪」結社の仮称「組織X」の名付け親であり、コネリーにバレて恥じ入っている。コネリーやケルビムに自分命名のコードネームを口にされる度に悶絶しているが、それは「もっといい名前を考えていたのに」という少々ずれた羞恥心。 スナブノーズ大尉 帝国陸軍情報部第1課実働第1小隊隊長。大尉。男性。 拳闘を武器にする剛毅な男。隊長としてカーキ色の鎧を身に付け、小隊の中で唯一顔を出し、身分を明かしている。突入作戦では陣頭に立ち、指揮官であること、拳闘を武器にすること(手ぶらであること)から、物陰に隠れている敵を誘き出す囮の役目も担う。ただし、その一撃は砲弾のような威力で、人をたやすく殺すことができ、単なる囮には留まらない。 クレイモア・ワン設立以前から対テロ・犯罪に対応する任務に就いていたが、自身の身元が知られた結果、家族が報復によって殺されている。副長 帝国陸軍情報部第1課実働第1小隊副隊長。男性。本名不明。 手練れのナイフ使い。精悍な男で、フランシスカから「その本質は狂犬」と評される。「根っからの肉食系」だが、喰った相手の顔を覚えていないなどハッキリ言って女の敵。 水道局事件で、アリスの妨害に対応するが顔面を斬られ倒される。このことで一時期隊を離れていたが、銀行の占拠事件に出くわし、その人質に一夜を共にした女性がいたことで1課の行動とは別に独自に突入、復帰する。対抗・帝国軍戦では隊を率いて地下水道内に潜伏していた蠍の毒部隊を急襲。奪われていた電信回線を奪い返したが、シャウラの満足げな死に顔には不満げな様子だった。 フランシスカ 帝国陸軍情報部第1課実働第1小隊所属。女性。入隊前はナイフを使うケンカ(一対一)では無敵のストリートチルドレンだった。外伝『パワースニップス』によると、その時に副長と出会い、危地を救われた後「食われた」らしく、彼との再会を目的に「第一の大剣」に入隊している(が、念願かなって再会した副長にはすっかり忘れられていた)。 第1小隊唯一の女性隊員で左目の下に傷がある(この傷は初対面の際に副長に付けられた)。小柄だが男に負けない剽悍さを放つ強襲要員。副長を好いており、仲間が彼の悪口を言うのを許さない。 ラインベルカ大尉 帝国陸軍情報部第1課実働第2小隊隊長。大尉。女性。 情報部第2課課長ラインベルカ少佐の実妹。実務的な人物で、正反対の性格の姉を嫌っている。姉が自分より上の地位やラインベルカ家の跡取りであることに不満がある。マーウィン少尉 帝国陸軍情報部第1課実働第2小隊分隊長。少尉。男性。 事務的で感情を全く顔に出さない眼鏡の男。1課のために3課の弱みを握るとして、ランデルの出自などを探る。出自はマルヴィン家の分家で、アリス個人に対して偏執的に思慕しており、コネリーを無視して3課に執拗な調査を行う傍ら、ランデルをアリスから引き離そうと画策する。しかし、致命傷を負ったハーケンマイヤーに自身の「劣等感と崇拝のすり替え」を指摘され、そうして誤魔化していた感情から精神が破綻し始めている。 表面的には礼儀正しいが、貴族としての思考に凝り固まっており、直属の部下ですら道具としか認識していない。 ラーン准尉 帝国陸軍情報部第1課実働第2小隊の所属でマーウィンの部下。准尉。男性。 オレルドの士官学校同期のヤサ男でその品性には多分に問題を抱えている。「第二の曲剣」に入れたのが自慢だが、過去に何かあったのかオレルドにやたらと突っ掛かってくる。マーウィンの命令もあって3課の弱みを握るべく、オレルドやマーチスに張りついている。 「抗・帝国軍」の破壊活動の際には、命令書の責任者にオレルドの名が入っていた事、襲撃を受けた避難所に一度オレルドが赴いている事からマーウィンの指示を無視して突っ込んでしまう。
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