陸軍情報部第2課
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「パンプキン・シザーズの登場人物一覧」の記事における「陸軍情報部第2課」の解説
ラインベルカ少佐 帝国陸軍情報部第2課課長。少佐。女性。 女性だが眉を剃っている。通称「眉毛無し」。職務や任務に対して冷徹に徹する反面、ピンチや逆境を非常に好む厄介な性格で、ヴィッターに「冷淡なヴィッター(コールド・ヴィッター)」として任務に就くよう命令した張本人。奔放な快楽主義者でもあり、副官である女性士官を心身共に弄って楽しんでいる他、同僚とは言え立場的には格上のコネリーもおちょくって楽しんでいる。 優秀であればたとえ自分に敵意があっても構わず部下にし、むしろそれらの攻撃をのらりくらり交わして統括することを楽しんでいる。一方でフランシアの死に関しては自分の非を率直に認める高潔な部分も覗かせている。 陸情1課実動第2小隊のラインベルカ大尉は妹。 2課副官 本名不明。ラインペルカ少佐に心身ともに振り回される苦労人で度々襲われている。BL趣味がある。 ヴィッター少尉 帝国陸軍情報部第2課所属。少尉。男性。 「冷淡なヴィッター(コールド・ヴィッター)」の異名を持ち、数々の任務をこなしてきたエリートだが、女性問題で他部署に名を知られるという諜報員として致命的な問題を起こしたとされる。その名の通り、常に冷静で規律を厳守する射撃の名手でもある。自身の任務のためには3課を囮にも使った。 「冷淡なヴィッター」は典型的な帝国諜報員を知らしめる宣伝工作のための偽装であり、演じられたものだった。彼の本来の性格はそれほど冷徹な物ではなく、それゆえに押し殺していた感情が時に露出する。カルッセル編のきっかけとなる暗号文を送ったフランシア伍長がかつての部下であり、そして女性問題の原因だったため、カルッセルに派遣されることとなる。 カルッセルでの事件の報告書をまとめた後、ラインベルカ少佐にカルッセルの人身売買に関わっていた人身売買組織「嘴(クリウーフ)」の実態調査のため、共和国への潜入を命じられる。潜入に際して、一個小隊(30 - 40人)が連日演習を行うのに匹敵する弾薬を消費した射撃訓練と各種薬物に対する訓練を兼ねた精神鍛錬を行った。 その後の彼の活躍は度々本編中にカットインされており、フランシア伍長の飼っていた犬(名前はティラミス)や彼のことを「ヴィタ(共和国の訛り)」と呼ぶ共和国人の少女「スヌーク(共和国語で『雪』)」と行動を共にしているほか、異名に違わぬ冷静さで、共和国情報部協力者のハートも射貫いている。
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