開業の経緯と停車扱いとは? わかりやすく解説

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開業の経緯と停車扱い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 05:37 UTC 版)

天王台駅」の記事における「開業の経緯と停車扱い」の解説

常磐線開業当時より長い間我孫子駅取手駅の間(営業キロで6.1km)に駅はなかった。通勤五方面作戦として常磐線取手以南複々線化するに際し我孫子駅東方車両基地松戸電車区(現・松戸車両センター我孫子派出所)を設置することとなった理由車両基地設置見返り近隣宅地化への対応、車両基地出入りする運転士通勤手段確保快速線ホームには同所に繋がる階段がある)等のことで、新駅設置することとなった当初は「新我孫子駅」の仮称工事進められたが、近隣にある成田線東我孫子駅との混同避けるため、駅所在地当時我孫子市大字柴崎天王裏)の小字名から採った「天王」に台地を示す「台」を付けた天王台駅」として開業した。なお、後に市による土地区画整理事業が行われ、「天王台」は現在、当駅の南側地名となっている。 開業時点では我孫子駅 - 取手駅間はまだ複線で、快速線しかなかったために快速電車のみが停車していた。当時現在の緩行線ホーム相当する位置ホームがあり、その北側快速線新たに敷設する予定だったもののホーム設置する予定はなかった。複々線化完成後は快速通過となる予定だったが、1973年昭和48年)に国鉄から出され計画知った我孫子市不便になることを理由対策委員会設けとともに市議会でも国鉄要望する決議案可決された。1974年昭和49年8月には住民組織による「天王台駅快速電車停車確保連合会」が発足し快速電車停車運動起こった1978年昭和53年3月8日国鉄から快速電車停車必要な乗降場増設経費地元負担するという条件付き合意得たため、新たに快速線にもホーム設けられることが決定し快速停車駅として残ることになった下り快速線ホームがやや傾いた状態であるのは、この経緯のためである。また、緩行線ホームにある倉庫状の構造物は、かつての階段であり、現在の駅員室付近に降り口があった。 このような経緯があり、後に中距離普通列車停車するようになった2004年平成16年10月16日以降普通列車についても「快速」と案内するようになったこのため日中複々線完成にあって我孫子駅 - 取手駅間は快速線のみで充分賄えることから、各駅停車朝夕以外は従来通り我孫子駅までの運転となっており、そのため各駅停車朝夕一部しか当駅には着発しない。この経緯について詳しく複々線化沿革問題参照日中本数に関して長らく各駅停車よりも多く7 - 8本(中距離列車含む)程度あった。しかし2005年平成17年7月9日ダイヤ改正設定され特別快速通過2006年平成18年3月18日ダイヤ改正での快速電車本数見直し成田線直通への振替などにより、停車本数1時間あたり5本まで削減された。その後2014年平成26年3月15日ダイヤ改正で、我孫子駅 - 綾瀬駅間の各駅停車1時間に5本から6本に増発されたが、日中各駅停車乗り入れ行わないため、加えて常磐緩行線土休日終日運休のため、上野駅 - 取手駅間では停車本数が最も少なくなった。 2021年3月13日ダイヤ改正で、土曜休日ダイヤ常磐緩行線の運転がなくなり平日ダイヤのみ発着する形になる。そのため土曜休日ダイヤにおいて、常磐緩行線の各駅から当駅を行き来する場合我孫子駅などの快速線停車駅において乗り換え必要がある

※この「開業の経緯と停車扱い」の解説は、「天王台駅」の解説の一部です。
「開業の経緯と停車扱い」を含む「天王台駅」の記事については、「天王台駅」の概要を参照ください。

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